【センター試験2017】最終チェック表&当日のトラブル対応・電話問合せ先

 センター試験を皮切りに、いよいよ本格化する2017年の大学受験シーズン。1月14日(土)、15日(日)には、全国57万5,966人の受験生が大学入試センター試験にのぞむ予定だ。受験上の注意を参考に、試験前の最終チェックを行おう。

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  • 大学入試センター試験についての問合せ先(電話番号、QRコード付き)
  • 試験当日の所持品チェック欄
  • 時間割
  • 出題教科・科目の出題方法
 センター試験を皮切りに、いよいよ本格化する2017年の大学受験シーズン。1月14日(土)、15日(日)には、全国57万5,966人の受験生が大学入試センター試験にのぞむ予定だ。現役志願率は過去最高の43.9%、参加大学・短期大学数は848大学。

 大学入試センターがWebサイトで公開しているPDFファイル「受験上の注意」を参考に、注意したいポイントについてまとめ、カッコ内に該当のページを示す。

◆受験票や所持品をもう一度チェック

 「受験上の注意」では、受験にあたってのおもな注意事項として受験票の「受験教科名」「地理歴史、公民の登録状況」「数学の登録状況」「理科2の登録状況」を確認するよう、受験票の例を用いて紹介している(p4)。受験票に「上履き持参」と表示されている場合は、上履きと下履きを入れる袋を持参すること(p6)。

◆遅刻する場合

 試験開始時刻後20分以内の遅刻に限り受験が認められる。ただし、リスニングは試験開始時刻の午後5時10分までに入室しなければならない(p5)。「地理歴史、公民」および「理科2」の入室限度など、このほかにも注意事項があるため、受験生は必ず「受験上の注意」で詳細を確認しておきたい。

 なお、遅刻の理由が事故などの場合は係員に申し出ること(p6)。試験当日、交通機関の事故または災害などが発生した場合は試験開始時刻を繰り下げることもあるため、諦めずに会場へ向かってほしい。万が一試験場に向かう途中に事故などが生じてしまった場合は、受験票に記載されている「問合せ大学」に電話で連絡すること(p15)。

◆追試験(1月21日・22日)

 疾病・負傷など、やむを得ない事由により本試験を受けられない場合は、申請することで追試験を受験できる。申請受付時間や申請方法は事由により異なるため、「受験上の注意」で確認すること(p14・15)。追試験会場は、東日本は東京芸術大学美術学部試験場、西日本は京都大学試験場。

◆机の上に置けるもの

 受験票と写真票は必ず机の上に置く。ほかに、黒鉛筆(H、F、HBに限る)、シャープペンシル(黒い芯に限る)、プラスチック製の消しゴム、鉛筆削り、時計、メガネ、ハンカチ、袋から取り出したティッシュペーパー、目薬は机の上に置くことができる(p6・19)。

◆電子機器と不正行為

 携帯電話、スマートフォン、腕時計型端末などの電子機器はアラームの設定を解除し、電源を切る。これらを身に付け手に持っていると不正行為と見なされることがある(p6)。不正行為と認められた場合は、その場で受験の中止と退室が指示され、それ以降の受験はできなくなる(p7)。

◆服装や防寒

 試験室内でコート類を着用しても問題ないが、英文字や地図などがプリントされている服類を着用している場合には、脱ぐよう指示される場合もある(p6)。ただし、座布団やひざ掛けは監督者による許可を得れば利用できるため、寒い場合は遠慮なく利用したい。ただし、耳せんは監督者の指示などが聞き取れない場合があるため、使用できない。

 このほか「受験上の注意」では20ページにわたり注意事項が記されているので、事前に確認のうえ万全な体制で試験にのぞんでほしい。

※編集部注:大学入試センターは1月13日、志願者1人の追加受理を発表した。同日午後10時25分現在の確定志願者数は57万5,967人。
《佐藤亜希》

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