米Googleは1月24日(現地時間)、スタイラスペンとカメラ、充電形式を改良した教育市場向けの次世代Chromebookを発表した。英・ロンドンで25日(現地時間)から開催されているBettで実機「Asus Chromebook C213」「Acer Chromebook Spin 11」を公開している。 GoogleのChromebookは、クラウドストレージ対応・多層セキュリティーのOS「Chrome OS」を搭載したハードウェア。教育機関での導入を考慮し、端末価格は管理とサポート費用込みで1台3万円台から提供している。 新しいChromebookには、手書き同様の書き心地を追求したという消しゴム機能付きのスタイラスペンが付属する。充電やChromebookとのペアリングは不要。児童生徒が壊したり、紛失した場合でも交換しやすいよう、スタイラスペンの価格は安価に抑えた。 内蔵カメラの位置と数にも改良を加え、インカメラのほかキーボード上部にもカメラを搭載。2台のカメラにより、ディスプレイをメインに利用するタブレット形式の場合でも、従来のノートPC形式で利用する場合でも、動画・カメラ撮影の二役を同時にこなすことができるようになった。 なお、充電ポートにはUSB Type-Cを用意。多くの児童生徒のタブレットを、より速く一度に充電できるよう配慮した。 新しいChromebookのモデルは「Asus Chromebook C213」と「Acer Chromebook Spin 11」。いずれも発売は2017年春を見込む。