東大と才能教育研究会、音楽教育の共同研究

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東京大学大学院総合文化研究科
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 東京大学大学院総合文化研究科と才能教育研究会は、音楽の習得や演奏評価に関係する脳メカニズムを特定するため、共同研究を開始した。演奏活動に取り組む子どもたちの脳構造を比較し、才能や音楽経験に基づく個人差を調査するという。

 赤ちゃんが毎日繰返し耳にする言葉を自然に覚えて、いつの間にか話せるようになることをもとにした「母語教育法」は世界46か国に広がり、音楽だけでなくさまざまな分野に生かされているという。才能教育研究会は、母語教育法を規範にした演奏習得法「スズキ・メソード」による教育法を展開している。

 共同研究では、MRI(核磁気共鳴画像法)技術を用い、演奏評価などの判断傾向と相関する脳部位を手がかりに、脳機能・構造のネットワークの変化を定量的に計測する。才能教育研究会で演奏活動に取り組む子どもたちの脳構造を比較し、演奏評価をしているときの脳機能を調べることで、才能や音楽経験に基づく個人差を調査する。

 共同研究について、東京大学の酒井邦嘉教授は「言語や音楽は脳を通じて心の働きが表現される、人間だけの能力です。私たちは、生涯にわたる言語や芸術の習得・経験の基盤となる脳のメカニズムを探求しています。今回、このような研究を才能教育研究会とともに進められることを大変うれしく思います」と述べている。
《工藤めぐみ》

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