アクティブラーニングを効率化「サイバー先生Ver5.1」選択問題追加

 NTTアイティは、ICT授業支援ツール「サイバー先生」より、グループワークやアンケート機能をアップした新製品「サイバー先生Ver5.1」を2月15日にリリースした。

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グループワークで編集された手描き画面の一覧
  • グループワークで編集された手描き画面の一覧
  • 番号順によるグループ分け
  • ランダム順によるグループ分け
  • 選択問題の作成画面(教師用)
  • 選択問題の回答(児童・生徒)
  • 回答の集計表示
 NTTアイティは、ICT授業支援ツール「サイバー先生」より、グループワークやアンケート機能をアップした新製品「サイバー先生Ver5.1」を2月15日にリリースした。

 「サイバー先生」はシンプルかつ簡単な操作で、タブレットを使った双方向対話型のアクティブラーニング授業を実現する支援ツール。児童・生徒がタブレット上で学習した過程や結果を可視化し、演習記録を自動記録し児童生徒ごとに整理するなど、きめ細やかな学習指導を可能にする。

 今回リリースした「サイバー先生Ver5.1」は、これまでのシンプルな操作性を維持しつつ、ICTを使ったアクティブラーニングに必要な機能を厳選した、より実践的なツール。教育のICT化が進む中で重要視されているアクティブラーニングをより効率良く実践することを目的に開発された。

 「サイバー先生Ver5.1」は、アクティブラーニングの重要な手段であるグループワークのプロセスを簡単かつ効率的にした。「番号順」「ランダム順」のいずれかを選択するだけで瞬時にグループ分けを行い、グループ内での情報をタブレット上で共有。グループワークで作成した手描き編集画面を教師が一括回収して一覧表示することもでき、グループ発表に使うこともできる。

 また、アンケート(選択問題)機能も追加され、問題作成から問題配布、回答回収、回答集計まで、一連の流れをスムーズに行うことが可能に。回答集計の結果はリアルタイムに表示されるため、教師はその場で回答内容や回答傾向を把握することができ、理解度に応じた授業内容に変更しながら進めることができる。

 価格は先生パソコン用ライセンス、児童・生徒用タブレット端末ライセンスともにオープン価格。契約規模に応じて年間保守サポートや初期設定費用が別途発生する。おもな販売先は大学、高校、自治体教育委員会、私公立小・中学校、各種学校、学習塾など。NTTアイティは、2月15日の発売以降、年間5,000端末ライセンスの導入を目標としている。
《畑山望》

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