3月2日、平成29年度(2017年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜のうち、一般募集における学力検査が実施される。リセマムでは、学力検査の各教科終了後から、スクール21提供のもと、問題の難易度やポイントを分析する講評を掲載予定。そのほか、テレビ番組や塾提供の情報など、解答速報を行うWebサイトを紹介する。◆平成29年度入試からの変更点 これまでの入学者選抜と異なり、平成29年度入試には大きく分けて3つの変更がある。まず、社会・理科の検査時間が40分から50分に変更され、学力検査時間は5教科すべて、50分になった。また、数学・英語の学力検査については、取り組みやすい問題の比率が増えている。さらに、平成29年度入試では、数学・英語の学力検査について、問題の一部に応用的な内容を含む「学校選択問題」を、浦和、浦和第一女子、浦和西、大宮、川口北、川越、川越女子など、20校が導入する。◆確定志願状況と各学校の志願状況・倍率 2月27日に埼玉県教育委員会が発表した確定志願状況によると、全日制普通科は、入学許可予定者数2万8,908人に対し3万5,327人が志願し、確定志願倍率は1.22倍。そのほか、農業科は1.05倍、工業科は1.03倍、商業科は1.06倍、外国語科は1.49倍、理数科は1.95倍、総合学科は1.11倍など。 各高校・学科の倍率は、大宮(理数)2.50倍、大宮(普通)1.40倍、県立浦和(普通)1.40倍、浦和第一女子(普通)1.36倍、春日部(普通)1.28倍、川越(普通)1.41倍など。◆問題講評・解答速報はいつ? スクール21など県内密着で実施 テレ玉は、3月2日(木)午後6時から8時に、埼玉県内で進学塾・学習塾を展開する「スクール21」講師陣の協力を受け、学力検査問題の解答解説を生放送する。入試全体の傾向・特徴、各教科の解答・解説・配点のほか、教科別の合否を分ける「今年のこの一題」を解説予定。 リセマムでも同時に、特集「公立高校合格への道2017」において、スクール21による最速問題講評を掲載予定。平成28年度に続き、スクール21の講師陣が問題構成や難易度、ポイントについて解説を行う。 解答速報は、東京新聞がWebサイト内に特設ページ「2017年首都圏公立高校入試」で掲載予定。埼玉県のほか、これまでに東京都、神奈川県、千葉県前期・後期など、首都圏エリアの公立高等学校入学者選抜の問題と解答を掲載している。