【高校受験2017】埼玉県公立高入試<国語>講評…文学的文章と説明的文章が難化

教育・受験 中学生

平成29年度 埼玉県公立高校 講評<国語>
  • 平成29年度 埼玉県公立高校 講評<国語>
 3月2日は平成29年度(2017年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜の学力検査日。全日制普通科は入学許可予定者数2万8,908人に対し3万5,327人が志願し、確定志願倍率は1.22倍。午前9時25分からは、国語の学力検査が実施された。

 リセマムでは、スクール21の協力を得て、学力検査「国語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

◆<国語>講評(スクール21 提供)

 問題の構成は例年通りでした。難易度でみますと、(1)文学的文章と(3)説明的文章は難しくなり、それ以外は易しい問題が多かったです。全体の平均点は上がると思われます。

(1)文学的文章
 文章は難しいものではありませんが、いくつか難しい設問がありました。問1の傍線部の気持ちを答える設問では、その解答の根拠となるところが2ページ先にあり、前後数行のところで根拠を求めようとした受検生は、正答できなかったかもしれません。問4では「本音」「苦手」という言葉を使ったうえで、自分で文章を構成し直さなくてはならない設問でした。

(2)漢字・文法・語句
 基本的な知識を問う設問でした。全体として易しかったと思います。その中で問3は「すべて選べ」という聞き方でしたので、そこは注意が必要でした。

(3)説明的文章
 文章は難度が高かったように思えます。また設問も難しいものが多かったので、苦戦した受検生もたくさんいたのではないでしょうか。

 問2は具体例を用いている段落を探す設問ですが、本文中に具体例がたくさんあるため、本文の内容が理解できていないと、うまく探せなかったと思います。

 問3は字数が指定されているにもかかわらず、書き抜く問題ではありませんでした。まず解答となる箇所を探し出し、それを字数指定に合うように表現したり、まとめたりする力が必要でした。

 問4は傍線の引かれた部分と、解答の根拠となる部分が遠く離れていたため(1ページ前に戻ったところにありました)、正答するのが難しかったと思います。また、解答に使うべき「付与」という言葉が本文中に何か所もあり、どの「付与」を使うべきか、本文の理解ができていないと、難しかったでしょう。

(4)古文
 文章は読みやすく、設問も簡単なものが多かったです。古文では「登場人物は誰か」「誰がこの行動をしているのか」を意識して勉強するといいでしょう。

(5)条件作文
 典型的な条件作文でしたので、過去問を練習してきた受検生には、難しいものではなかったでしょう。
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 このレポートは2017年3月2日に、速報としてスクール21により作成されたもの。

 なお、スクール21は今後、3月11日から20日まで、「春の入試情報イベント2017」を実施する。実施内容は「新学力検査問題分析会」「県公立高校入試報告会」「県立御三家入試報告会」の3つ。いずれも参加は無料だが、事前予約が必要なため、参加を希望する場合はスクール21のWebサイトで確認すること。詳細や会場情報も掲載中。



協力:スクール21
《編集部》

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