【高校受験2017】埼玉県公立高入試<理科>講評…昨年よりもやや易化

教育・受験 中学生

平成29年度 埼玉県公立高校 講評<理科>
  • 平成29年度 埼玉県公立高校 講評<理科>
 3月2日は平成29年度(2017年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜の学力検査日。全日制普通科は入学許可予定者数2万8,908人に対し3万5,327人が志願し、確定志願倍率は1.22倍。国語、数学、社会のあと、昼食を挟み、午後1時半からは、理科の学力検査が実施された。

 リセマムでは、スクール21の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

◆<理科>講評(スクール21 提供)

 昨年に比べて時間が10分長くなり、理由や考え方などを記述する問題が1問増えました。全体の難易度は昨年よりもやや易化。ただし、知っている事柄であっても、記述しようとすると、どのように書けばよいかを迷ってしまう場面もあったかと思います。

(1)小問集合
 問1では冬型の雲画像を選ぶ問題が出題されました。天気図であれば易しい問題ですが、雲画像を見慣れていない受検生は困ったかもしれません。問5では放射線の種類が出題されました。これは中3の最後の学習内容なので、演習不足で答えられなかった受検生もいたでしょう。

(2)地震
 問3の計算問題は地震の発生時刻がありませんでした。ここで戸惑った受検生もいたでしょう。問5は緊急地震速報に関する問題でした。易しい問題でしたが、中3の最後の方に学習した内容なので、試験で見るのは初めてだったかもしれません。

(3)血液の循環
 基本的な問題が多く、解きやすかったと思います。問5の心臓の弁に関する問題は、難しく考えすぎてしまった受検生もいたのではないでしょうか。

(4)化学
 テーマは炭酸水素ナトリウムの加熱分解ですが、小問では中1の学習内容が多く問われました。問5の化学反応式は、問題文中に書かれている化学式を利用して考えれば、覚えていなくても解けたと思います。

(5)運動とエネルギー
 斜面を運動する小球の問題は、経験したことがある受検生が多かったと思います。しかし、問3(2)や問4の記述は、暗記だけで理解があやふやな受検生は、書きづらかったのではないでしょうか。問5は力の向きと運動の向きを混同してしまった受検生もいたでしょう。
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 このレポートは2017年3月2日に、速報としてスクール21により作成されたもの。

 なお、スクール21は今後、3月11日から20日まで、「春の入試情報イベント2017」を実施する。実施内容は「新学力検査問題分析会」「県公立高校入試報告会」「県立御三家入試報告会」の3つ。いずれも参加は無料だが、事前予約が必要なため、参加を希望する場合はスクール21のWebサイトで確認すること。詳細や会場情報も掲載中。



協力:スクール21
《編集部》

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