河合塾は3月10日、高等教育関係者を対象に「グローバル社会に対応した大学教育」2016年度調査報告会を麹町校で開催する。法政大や青山学院大など、進んだ取組みを実践する6大学が登壇する。受講料は無料。申込みは、Webサイトより受け付けている。 河合塾は「大学教育調査プロジェクト」として、全国の国公私立大学の全学・学部を対象に質問紙調査を実施。報告会では調査で得られた約1,000件の回答の集計結果と、そこから抽出した20大学への実地調査の結果を紹介する。 さらに、進んだ取組みを実践している6大学が登壇。甲南大学は「特徴ある英語教育プログラム」、法政大学・青山学院大学は「全員留学と留学前・留学後教育を組み込んだカリキュラム」、京都工芸繊維大学・共愛学園前橋国際大学・山口大学は「教育目標・アセスメント・教育実践の一貫したカリキュラムデザイン」についての事例報告を行う。 多くの大学でディプロマポリシーや教育目標には「グローバル」に関わる言葉が掲げられている。しかし、「日本の高等教育機関における国際化」をテーマとした研究は数少ないのが現状だという。報告会では、グローバル化に対応した大学教育を俯瞰し、各地の大学で進められる先進的な取組みを知ることができる。◆「グローバル社会に対応した大学教育」2016年度調査報告会日時:2017年3月10日(金)13:00~18:00場所:河合塾麹町校8階デルファイホール対象:高等教育関係者定員:90名受講料:無料申込方法:Webサイトから申し込む申込締切:2017年3月7日(火)17:00