文科省がSSH中間評価、「優れた取組み」に富山中部高校

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スーパーサイエンスハイスクール(平成26年度指定)の中間評価について
  • スーパーサイエンスハイスクール(平成26年度指定)の中間評価について
  • 文科省SSH中間評価:中間評価の結果
 文部科学省は3月8日、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の中間評価を公表。平成26年度(2014年度)指定校の9校について、評価結果および講評をまとめている。「優れた取組み状況」としてもっとも高い評価を得たのは、富山県立富山中部高校。

 SSHは、平成14年度(2002年度)から文部科学省が指定している科学技術・理科、数学教育に関する研究開発を行う高等学校。将来の国際的な科学技術系人材の育成を図るため、高大接続のあり方について大学と連携した研究や理科・数学に重点を置いたカリキュラム開発の研究を実施している。

 中間評価は、指定から3年目の学校についてSSH企画評価会議協力者(外部の有識者)による研究開発の進捗状況等の評価を実施するもので、各指定校が研究開発などの内容を見直す機会とし、事業の効率的な実施を図ることを目的としている。平成26年度の指定校は、国立1校、公立6校、私立2校の計9校。

 中間評価の結果、「優れた取組み状況であり、研究開発のねらいの達成が見込まれ、さらなる発展が期待される」として最高評価を受けたのは、富山県立富山中部高等学校。研究課題名および目的の第一にあげている探究力の育成に適切に取り組んでいる点が高い評価を得た。また、生徒のどのような資質・能力を伸ばしていくか具体的に目標設定し、その実現・成果についてしっかり評価しようとする点、議論しながら改善を加えて柔軟に対応していこうとする点も評価された。

 ついで「これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成が可能と判断される」とされたのは、市川学園市川高校・市川中学校、東京都立戸山高校、福井県立藤島高校、岡山県立岡山一宮高校の4校。 東京都立戸山高校は、課題研究に積極的に取り組んでいる点、課題発見能力を育成させるためのプロセスを重要視している点などが評価された。

 そのほか「これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成がおおむね可能と判断されるものの、併せて取組み改善の努力も求められる」とされたのは、千葉県立船橋高校、大阪医科薬科大学高槻高校・中学校の2校。「研究開発のねらいを達成するには、助言等を考慮し、一層努力することが必要と判断される」とされたのは、茨城県立竜ケ崎第一高校、東京学芸大学附属国際中等教育学校の2校。

 なお、各指定校の中間評価講評の詳細は、文部科学省のWebサイトに公開されている。
《荻田和子》

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