日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は3月30日、日本人を対象としたアメリカ留学の奨学金プログラム「2018年度フルブライト奨学生」の募集を開始した。応募は4月1日~5月31日の期間、オンラインにて受け付ける。 フルブライト奨学金は、第二次世界大戦終了直後に「世界平和を達成するためには人と人との交流がもっとも有効」との信念を持ったフルブライト上院議員が米国議会に提出した法案に基づき1946年に発足。今年65周年を迎える。奨学生に対してそれぞれの専門分野の研究を進めるための財政的援助を行い、何らかの形で日米の相互理解に貢献できるリーダーの育成が目的。現在では年間に日米それぞれ約40~50名の人物交流を実施しているという。 奨学生は各自の研究活動を行うだけでなく、それぞれの留学先や地域社会・文化などのさまざまな活動に積極的に参加することで、両国に対するより一層の知見を広めることが期待されている。 今回募集する奨学金プログラムは、「大学院留学プログラム」「大学院博士論文研究プログラム」「研究員プログラム」「ジャーナリストプログラム」の4種類。応募資格要件や給付内容などはプログラムごとに異なり、詳細はWebサイトで確認できる。◆2018年度フルブライト奨学生の募集応募期間:2017年4月1日(土)12:00~5月31日(水)24:00奨学金プログラムの種類:「大学院留学プログラム」「大学院博士論文研究プログラム」「研究員プログラム」「ジャーナリストプログラム」応募方法:日米教育委員会のWebサイトより申し込む