葵が運営・展開するスマホ学習塾「アオイゼミ」は4月18日、2020年の大学入試改革に向け、「次世代マナビプロジェクト」をスタートすると発表した。プロジェクト第1弾として、「電通総研アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」と共同し、4月19日に「アクティブラーニング特別授業」を生放送する。 アオイゼミは、ライブストリーミング形式で授業を配信するオンライン型の学習塾。生徒がライブ授業中に直接講師に質問できる、双方向性コミュニケーションを特徴としている。 日々の学習から高校・大学受験向けまで、中高生を対象としたカリキュラムを扱う中、アオイゼミは2020年の高大接続改革の一環で行われる大学入試改革にも注目。4月19日の第1弾を皮切りに、アクティブラーニング型授業や英語教育、プログラミング教育など、次世代の学びを見据えた授業をアオイゼミに導入するプロジェクトを立ち上げた。 第1弾は、2015年10月に電通が電通総研内に設立した「電通総研アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」協力のもと、「正解のない問題を解く」授業を生放送する。初回タイトルは「遠藤先生と楽しむ!発想力UPテスト」。同研究所のクリエイティビティ開発授業オンライン版として、5月には第2回「変な宿題篇(仮)」、6月には第3回「自己発見篇(仮)」と、計3回の放送が予定されている。 次世代マナビプロジェクトは今後、第2弾として「英語4技能」をテーマに、旺文社が販売する「英検3級予想問題ドリル」と「アオイゼミ英語講師が教えるオリジナル対策動画」をセットにした「英検3級合格パック」を4月下旬に発売予定。第3弾では、プログラミング授業の生放送も予定している。 第1弾の初回放送は4月19日午後5時半から6時半まで。アオイゼミ公式サイト、もしくはアオイゼミ公式アプリをダウンロードから無料で視聴できる。視聴にはアオイゼミへの無料会員登録が必要。プロジェクト詳細やアプリについては、アオイゼミWebサイトで確認できる。 なお、アオイゼミはオフィシャルロゴを4月3日に一新。葵代表取締役社長の石井貴基氏によると、新しいロゴは「社名でもある『葵』の丸い葉っぱをモチーフで親しみを」「生徒と講師、仲間が『寄り添い合って』勉強できる」「ネットなのに、温かい、楽しい。『ハート』があふれる場所」という、3つの思いをもとに作成。大学入試改革に向けたプロジェクト展開の実施のほか、「全国の中学生・高校生の方が、それぞれの夢や目標に近づくために役立つ学習サービスを提供してまいります」と述べている。