全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は4月28日、奨学金制度について各政党や国会議員にアンケートを実施し、回答をWebサイトに公開した。現状の奨学金制度に対する認識、制度拡充に向けた姿勢や具体策などが示されている。 大学生協では、給付型奨学金創設などの法案が成立した2017年3月の国会会期中、組合員を対象に実施した「奨学金に関するアンケート」の結果と奨学金制度の拡充を求めるアピール文を各政党や国会議員に送付。併せて、現状の問題点、今後の活動、大学生へのメッセージをたずね、その回答を「各政党・国会議員に聞いてみた!奨学金制度に関する考えと行動」と題してWebサイトに掲載した。 掲載している回答は32本。このうち、自由民主党、公明党、日本共産党、社会民主党からは党を代表した回答も寄せられている。奨学金制度の拡充に対しては各党とも前向きな姿勢を示しており、回答では具体的な行動や目標にも触れられている。 大学生協のWebサイトでは、全回答を公開しており、各政党や国会議員の回答を見ることができる。