日本視聴覚教育協会は5月8日より、「平成29年度全国自作視聴覚教材コンクール」の作品を募集する。募集期間は6月9日までで、最優秀賞には文部科学大臣賞が贈られる。 「全国自作視聴覚教材コンクール」では、タブレット端末や電子黒板やプロジェクターなど、ICT・視聴覚機器による映像教材・デジタルコンテンツや紙しばいなど、授業や学習に活用されている自作視聴覚教材を募集する。文部科学省後援により毎年開催され、第1回開催は1974年(昭和49年)に遡る。 部門は「小学校部門(幼稚園及び保育所を含む)」「中学校部門」「高等学校部門」「社会教育部門」の4つで、応募資格は「1、学校教職員、指導主事、教員養成大学・学部・大学院に在籍する学生、または教職課程履修の学生」「2、社会教育主事、公民館主事、視聴覚センター・ライブラリー等の職員」「3、その他(ただし、視聴覚教材を制作することを職業とする個人または団体は除く」のいずれかに該当するもの。 2016年に行われた平成28年度コンクールでは、高等学校部門で映像教材「イモリの発生IV―生命の神秘 発生―」(富山第一高等学校 自然科学部・放送演劇部)、社会教育部門で映像教材「中津川菅笠作り」(飯豊町教育委員会)が文部科学大臣賞を受賞。小学校部門、中学校部門では文部科学大臣賞の該当作品はなかった。◆平成29年度全国自作視聴覚教材コンクール募集期間:2017年5月8日(月)~6月9日(金)応募方法:持参または郵送・宅配便(詳細はWebサイトで確認のこと)主催:一般財団法人 日本視聴覚教育協会共催:日本学校視聴覚教育連盟、全国高等学校メディア教育研究協議会、全国視聴覚教育連盟後援:文部科学省