灘・渋渋・渋幕、高校模擬国連国際大会で優秀賞受賞

 ニューヨークで5月12日・13日に開催された「高校模擬国連国際大会(Global Classrooms International High School Model UN)」で、灘高校と渋谷教育学園渋谷高校、渋谷教育学園幕張高校の3校が優秀賞を受賞した。

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優秀賞を受賞した渋谷教育学園渋谷高校チーム (c) グローバル・クラスルーム日本委員会
  • 優秀賞を受賞した渋谷教育学園渋谷高校チーム (c) グローバル・クラスルーム日本委員会
  • 優秀賞を受賞した渋谷教育学園幕張高校チーム (c) グローバル・クラスルーム日本委員会
  • 優秀賞を受賞した灘高校チーム (c) グローバル・クラスルーム日本委員会
  • 2017年高校模擬国連国際大会 (c) グローバル・クラスルーム日本委員会
 ニューヨークで5月12日・13日に開催された「高校模擬国連国際大会(Global Classrooms International High School Model UN)」で、灘高校と渋谷教育学園渋谷高校、渋谷教育学園幕張高校の3校が優秀賞を受賞した。

 1923年にハーバード大学で始まった模擬国連は、現代世界におけるさまざまな課題について学ぶための先進的な教育プログラム。議題を調べることにより、現代世界のさまざまな課題への理解を深め、さまざまな国の大使を担当することによって複数の視点から課題を捉える力をつけることができる。また、決議を作る文章力、自国の主張を伝えるスピーチ力、多くの賛成を得るための交渉力を身に付けることができるという。日本では、グローバル・クラスルーム日本委員会の主催で2007年より全日本高校模擬国連大会が開催されている。

 2017年の高校模擬国連国際大会には、2016年11月開催の全日本高校模擬国連大会で選抜された浅野高校、開成高校、渋谷教育学園渋谷高校、渋谷教育学園幕張高校、桐蔭学園中等教育学校、灘高校の6チーム11人が参加。西アフリカの島しょ国「カーボヴェルデ共和国」代表として会議に参加した。

 このうち、国連総会第一委員会で化学兵器問題を議論した灘高校チーム、国連総会第三委員会で死刑問題を議論した渋谷教育学園渋谷高校チーム、国際海事機関(IMO)で海洋汚染問題を議論した渋谷教育学園幕張高校チームが優秀賞を受賞した。
《外岡紘代》

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