川越工業高生が製作、乾電池で動く電車に乗ろう…秋田

 秋田県小坂町の小坂レールパークは、7月にエボルタ電車の体験乗車を実施する。エボルタ電車とは、パナソニックが乾電池「EVOLTA(エボルタ)」の長持ち・パワー実証実験として走行させた段ボール製の車両。川越工業高校電気科「電車班」が製作した。

趣味・娯楽 小学生
体験乗車に使われるエボルタ電車は、旧小坂線で走行したものが使われる模様。
  • 体験乗車に使われるエボルタ電車は、旧小坂線で走行したものが使われる模様。
秋田県小坂町の小坂レールパークは、7月にエボルタ電車の体験乗車を実施する。

エボルタ電車とは、パナソニックが乾電池「EVOLTA(エボルタ)」の長持ち・パワー実証実験として走行させた段ボール製の車両で、埼玉県の川越工業高校電気科「電車班」が製作した。

2014年には秋田県の旧小坂精錬小坂線(小坂鉄道)の廃線跡で、2015年には由利高原鉄道で走行。特に由利高原鉄道では単1形電池600本を動力に、22.615kmにおよぶ長距離走行を実現したことから、ギネス世界記録を達成した。

エボルタ電車の体験乗車は7月2・16・23・30日の4日間実施され、各日10時30分発、11時30分発、13時30分発、14時30分発の4便を運行。約400m区間を各便およそ10分で往復する。

対象は小中学生で、各便先着10人まで乗車できる。乗車料金は300円(小坂レールパークへの入園料は別)。

なお、エボルタ電車は段ボール製のため、天候次第では運行できないことがある。

体験乗車を行なう小坂レールパークは、旧小坂鉄道の線路と敷地を活用して2013年に開設された鉄道テーマパークで、2014年に廃止された寝台特急『あけぼの』用の車両を活用した宿泊施設がある。

アクセスは、JR奥羽本線大館駅またはJR花輪線十和田南駅から秋北バス小坂行きで「小坂小学校前」下車、徒歩およそ2分。

入園料は大人500円・子供250円。営業時間は9~17時(最終入場16時30分)。

乾電池で動く電車、小学生の体験乗車…小坂レールパークで7月

《佐藤正樹(キハユニ工房)@レスポンス》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top