【高校受験2017】都立高の学力検査平均点、課題は漢字書き取り

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  • 学力検査に関する調査結果の概要
  • 国語の平均点と得点分布
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 東京都教育委員会は6月22日、平成29年度(2017年度)東京都立高等学校入学者選抜における学力検査に関する調査結果を公表した。学力検査の教科別平均点は、国語69.5点、数学56.3点、英語57.8点、社会58.6点、理科55.9点。各教科の指導の改善点などもまとめている。

 学力検査に関する調査は、学力検査問題の出題の基本方針に基づき東京都教育委員会が作成した学力検査問題で受検した者について、その学力の実態を把握するために実施。また、各教科・各問の正答・および誤答を分析し、その結果を提供することで、中学校や義務教育学校、高校の教科指導に活用する。

 全数調査による教科別の平均点をみると、「国語」は69.5点(前年度73.9点)、「算数」は56.3点(同60.9点)、「英語」57.8点(同57.4点)、「社会」58.6点(同59.3点)、「理科」55.9点(同50.6点)。

 前年度より4.4点下降した「国語」では、大問2の漢字を正しく書く能力をみる問題が正答率56.8%と低くなっている。文脈に即して正しく漢字を書く力が十分でないと考えられ、漢字を正確に理解させること、読書に親しませるなどで文脈に即した正しい漢字の使い方に慣れさせることが大切だとした。

 前年度より5.3点上昇した「理科」については、正答率などから各領域における基礎的・基本的事項の知識・理解についてはおおむね定着しているが、複数の事象を多角的・総合的に考察する力が十分ではないと指摘。学習した知識に基づいて仮説を設定し、観察・実験によってその仮説を検証することなど、科学的に探究する学習活動を充実していくことを改善点にあげた。

 これらの調査結果は東京都教育委員会Webサイトに公開されており、平均点や得点分布などの詳細のほか、各教科の大問・小問の正答率、出題の方針、おもな誤答例などを閲覧できる。
《黄金崎綾乃》

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