25歳以上女性の25%、親離れ「まだ」…自立の条件は一人暮らし

 TSトーキョーは6月23日、いまどきの母娘に関する親離れ、子離れ事情について調査した結果を公開した。自分が親離れしたと思う時期を聞くと、25.2%を占める「まだ親離れしていない」と回答したことがわかった。

生活・健康 保護者
あなたはいつごろ親離れしたと思いますか?
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  • あなたにとって親離れしたと言える定義に近いものはどれですか?
 TSトーキョーは6月23日、いまどきの母娘に関する親離れ、子離れ事情について調査した結果を公開した。自分が親離れしたと思う時期を聞くと、25.2%を占める「まだ親離れしていない」と回答したことがわかった。

 親離れ、子離れを含む母娘の親密度に関する調査は、TSトーキョーが運営する映画生活提案サイト「トーキョー女子映画部」が行ったインターネット調査。6月23日に母娘の関係を描いたNHKのドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」のDVDが発売されたのに際し、10代を含む337名に調査を行った。回答者の約9割は25歳以上。

 自分が親離れしたと思う時期を聞くと、20.2%の回答者が20~25歳ごろに親離れしたと回答。しかし、もっとも多い回答は25.2%を占める「まだ親離れしていない」だった。16~18歳ごろ、19~20歳ごろとする回答もそれぞれ14.5%ずつ見られた。

 親離れの定義としてあげられたのは、「生活面、経済面で完全に自立する」40.4%、「親と違う意見でも、自分の意見を通す」27.6%、「親元を離れて暮らす」18.7%など。一人暮らしを自立の基準とする回答が多く、トーキョー女子映画部は実家を出て物理的、精神的にできた距離が親子の関係に変化を与えたと分析している。

 自分の親は子離れしたと思うかを聞くと、完全に子離れしたと回答したのは49.3%だった。28.8%は、まだ子離れしていないと思うと回答した。子離れの途中段階と回答したのは16.9%だった。
《佐藤亜希》

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