企業採用担当の62.1%が「留学経験者を積極採用」

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企業の採用担当が考える留学経験
  • 企業の採用担当が考える留学経験
  • 採用担当の「留学で得てほしいこと」と、学生の「留学で得られたこと」
 企業採用担当者の62.1%が「留学経験者を積極採用したい」と回答したことが、留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」の調査結果より明らかになった。日本全体で留学経験のある大学生は約3%と非常に少ないことから、就活で売り手市場にあるという。

 就職活動と留学に関する意識調査は、文部科学省が官民協働で取り組んでいる留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」が全国の大学生721名(大学1年生留学未経験103名、大学2~4年生の留学経験者と留学未経験者の各309名)と全国の企業の採用担当412名を対象に実施した。調査期間は6月5日~12日。

 留学経験者を今後積極的に採用していきたいか企業の採用担当者に聞いたところ、「強くそう思う」8.7%と「まあまあそう思う」18.4%、「どちらかというとそう思う」35.0%の計62.1%が採用の意向を示した。一方、日本全体で留学経験のある大学生は約3%と非常に少なく、企業の留学への期待と学生の実態との間にアンバランスな構造があることがわかった。

 留学による休学や留年が新卒採用時に影響を与えるかについては、採用担当の75.3%が「留学するために留年や休学することは採用においてマイナス評価にならない」と答え、さらに80.4%が「留学経験が仕事で役に立つ」、84.4%が「大学時代に留学したほうがいい」と回答し、留学経験を高く評価していた。

 企業採用担当者が学生に留学で得てほしいことは、「語学(英語)の習得」が54.6%ともっとも高く、「対人コミュニケーション」52.7%、「何事にも挑戦するチャレンジ精神」46.4%、「広い視野で物事をとらえることができる力」43.7%などが続いた。一方、留学経験のある大学生が留学で得たことは、語学力(54.0%)以上に「コミュニケーション能力」(57.3%)と、「何事にも挑戦するチャレンジ精神」(57.3%)を得たと答えており、企業の採用担当が求める経験と留学の成果が一致していることがわかった。
《工藤めぐみ》

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