筑波大とつくば市、インスタで街の魅力を発信

 つくば市と筑波大学は、写真投稿型SNS「インスタグラム」を活用した協働シティプロモーションを7月からスタートする。大学生協働事業として、20~40代のインスタグラム利用層に、筑波大の大学生がつくばの魅力を発信する。

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 つくば市と筑波大学は、写真投稿型SNS「インスタグラム」を活用した協働シティプロモーションを7月からスタートする。大学生協働事業として、20~40代のインスタグラム利用層に、筑波大学の学生がつくばの魅力を発信する。

 つくば市と筑波大学は、平成15年9月に「国立大学法人筑波大学とつくば市の連携に関する協定」を締結した。今回の事業は、筑波大学学園祭実行委員会からの提案をきっかけに平成29年度から開始。つくばの多様な魅力を発信することで、市内外からより多くの「つくばファン」の獲得を目指す。さらに、11月3日~5日に開催する筑波大学の学園祭「雙峰祭(そうほうさい)」の難解な名称をハッシュタグに用いることで認知してもらい、多くの人に足を運んでもらいたい考え。

 協働事業として、インスタグラムを利用したフォトコンテストを7~10月に毎月1回の計4回実施。誰でも参加可能で毎月5人ほどに、市の物産品認証制度である「つくばコレクション」から抽選でプレゼントする。そのほか、筑波大学生による投稿写真の選考を別途で実施し、選ばれた作品を市の公式SNSや筑波大学の学園祭で紹介する。参加方法は、インスタグラムのアプリをインストールし、市公式アカウントの「つくばファンクラブ」をフォローし、自分で撮影した「つくばの写真」を投稿する。投稿には、「#つくばの〇月」「#筑波大学」「#雙峰祭」の3つのハッシュタグをコメント欄へ追記すること(編集部注:#はいずれも半角)。

 さらに、筑波大学生が好きな景色や紹介した風景写真を集めたフォトマッピングプロジェクトを実施。投稿は、「つくばファンクラブ」をフォローし、「#つくば」のハッシュタグ、撮影場所の「ジオタグ」をつける。また要約したタブロイド版の「フォトマップ」も作成し、大学の学園祭や市のイベントや新入生向けに配布するなど活用していく。

 大学の学園祭の期間中は、学内の複数地点に「フォトスポット」を設置し、スポットを巡りながら撮影して「つくばファンクラブ」に投稿すると特典が付くフォトラリーも行われる。コンテストなどの詳細は、市公式インスタグラムや公式フェイスブック「つくばファンクラブ」、市のWebサイトなどに掲載していく。
《田中志実》

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