12局課室が受入、厚労省の長期インターンシップ10-12月

 厚生労働省は10月から12月にかけて、大学生・院生を対象とした「平成29年度厚生労働省長期職場体験実習(インターンシップ)」を実施する。実施期間は1週間に1~2日程度、12各局課(室)が学生を受け入れる。

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  • 厚生労働省長期職場体験実習生受入予定表の一部
 厚生労働省は10月から12月にかけて、大学生・院生を対象とした「平成29年度厚生労働省長期職場体験実習(インターンシップ)」を実施する。実施期間は1週間に1~2日程度、12各局課・室が学生を受け入れる。

 厚生労働省のインターンシップは、長期的に実務を体験することにより、職業意識の啓発、やキャリア形成を支援し、厚生労働省への理解を深めてもらうことが目的。対象は大学生および大学院に在籍する学生。障害を有する人も応募可能。

 実習の期間は10月~12月のうち、各局課・室が設定する期間。実習日は1週間に1~2日程度を局課・室と調整のうえ決定する。厚生労働省が公表している受入予定表には、各局課・室の受入者数、期間、業務(実習)内容や留意事項などが記載されている。

 たとえば、3人の実習生を受け入れる大臣官房厚生科学課の実施期間は、10月2日から12月15日までの期間で週1日程度。ゲノム医療の推進に関する行政実務、保健医療分野の人工知能応用に関する行政実務、医学研究の推進に関する行政実務を行う。医療政策や公衆衛生行政に関心がある学生を求めており、医学部医学科学生や医師を優先するとしている。

 なお、研修にかかる交通費、滞在費、食事代、保険料などの必要経費は原則、各自が負担すること。また、災害傷害保険、賠償責任保険に加入していることがインターンシップの受入条件となる。

 応募は在籍する大学を通じての申込みのみ受け付ける。学生個人からの応募は受理しない。大学の担当部局は希望する学生についてとりまとめを行い、一括して必要書類「推薦書」「志望理由等調査書」「指定様式の履歴書」の3種類を8月10日必着で厚生労働省宛に郵送すること。なお、推薦書はメールによる提出も必要。受入予定者は書類選考や一部面接を経て決定し、9月8日までに各大学宛に通知予定。

◆平成29年度厚生労働省長期職場体験実習(インターンシップ)
対象:大学生・大学院生
※障害を有している学生も応募可能
実施期間:平成29年10~12月(コースにより異なる)
応募締切日:平成29年8月10日(木)必着
※大学が学生の応募を取りまとめて提出する締切日
《黄金崎綾乃》

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