河合塾、新センター試験を解説「こう変わる!大学入試」更新

 河合塾は7月14日、2020年度以降の大学入試について解説した「こう変わる!大学入試」を更新した。7月13日に公表された文部科学省「大学入学共通テスト実施方針」の内容をもとに、センター試験に代わる新しいテストの概要などを説明している。

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大学入試情報サイト「Kei-Net」
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 河合塾は7月14日、2020年度以降の大学入試について解説した「こう変わる!大学入試」を更新した。7月13日に公表された文部科学省「大学入学共通テスト実施方針」の内容をもとに、センター試験に代わる新しいテストの概要などを説明している。

 「こう変わる!大学入試」は、議論の経緯と計画の全体像、新しいテスト「大学入学共通テスト」、大学入試改革の方向性と新たな動きという3つのコンテンツで構成されている。「議論の経緯と計画の全体像」では、2012年から行われてきた高大接続改革の経緯と全体像を説明。なぜ改革を行うのかという項目において、急速な少子高齢社会を迎える日本の問題や、国際的なグローバル化・多極化の進展といった変動が起こるなど、先の見えない状況のなかで、自らの問題を発見し、他者と協力して解決していくための資質や能力を育む教育が必要であるという考えがベースとなっていると、まとめている。

 「新しいテスト『大学入学共通テスト』」では、2019年度まで実施される大学入試センター試験と、2020年度より実施される大学入学共通テストの比較を掲載。出題形式や英語の評価、成績結果・提供方法などを確認できる。新テストでは、センター試験の6教科30科目を出題教科・科目とするが、2024年度以降は簡素化が検討されているという。

 また、一部で記述式問題が導入される国語と数学、民間の資格・検定試験を活用して4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価する英語についても解説を掲載。実施方針にて示された試験時間などをまとめている。

 「こう変わる!大学入試」は大学入試情報サイト「Kei-Net」に公開されており、誰でも閲覧できる。なお、現在文部科学省から公表されている内容は変更される可能性もあるため、今後の議論の推移を見守っていく必要があるとしている。
《黄金崎綾乃》

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