青山学院女子短期大学は「現代教養学科」と「子ども学科」の2学科を設置。現在の2学科体制は2012年(平成24年)4月から。初代学長は向坊長英氏。キリスト教の信仰に基づき、女子の育成を行ってきた。1874年(明治4年)開設の女子小学校を起源に持つ。
同短期大学はこれまで学科卒業生6万2人、専攻科修了生5,865人を輩出してきたが、近年は志願者が減少。受験生の多くを占める18歳人口の減少や、対象となる女子の四年制大学への進学志向が強まっていることを踏まえ、7月20日に行われた理事会を持って学生募集を停止することを決定した。
専攻科については、現代教養専攻は2021年度以降、多元文化専攻は2020年度以降、子ども学専攻は2022年度以降にそれぞれ学生募集を停止する予定。67年間にわたり行ってきた研究や知見は、2019年度以降に青山学院大学に設置予定の学部に引き継ぐとしている。
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青山学院女子短期大学 2018年度入学生(おもに現在の高校3年生) 学びの流れ
同短期大学は今後、2018年度入学生を含めたすべての学生に対し、卒業までの教育や進路・就職支援を行う。卒業生への対応は青山学院が引き継ぐ。