2017年(平成29年)の第99回全国高等学校野球選手権(夏の甲子園)出場を目指し、各地で激戦が繰り広げられてきた地方大会。7月29日試合終了時には46代表が決定しており、残すところ西東京、大阪、宮城の決勝戦を待つのみとなった。西東京、大阪大会ともに決勝は7月30日(日)午後1時から。宮城大会は7月29日の準決勝が中止となったため、30日(日)に準決勝を行う。決勝は31日(月)午前10時から。 西東京大会の決勝では早稲田実と東海大菅生が戦う。会場は神宮球場。前売り券はすでに完売しているが、当日券の販売もある。都内は7月30日午前0時40分現在、雨の降る地域もある。雨天により決勝が中止となった場合は順延。順延の判断は東京都高等学校野球連盟(東京都高野連)のWebサイトで発表される。 大阪大会は大冠と大阪桐蔭が戦う。大冠は大阪府高槻市の府立高等学校。準決勝で上宮を3-1で破り、決勝へ勝ち上がってきた。大阪桐蔭は準決勝で履正社を8-4で下し決勝へ。会場は大阪シティ信用金庫スタジアム。 7月29日に予定されていた宮城大会の準決勝は、悪天候のため中止。30日(日)に東北対仙台三、仙台育英対東陵の準決勝が行われる。東北対仙台三の準決勝は午前10時から、仙台育英対東陵の準決勝は午前12時半から。決勝は31日(月)に行う。試合開始は午前10時。会場はKoboパーク宮城。なお、決勝が行われる31日(月)は全国の文化・芸術系活動、部活に携わる高校生が集結する文化の祭典、「第41回全国高等学校総合文化祭(みやぎ総文2017)」の開幕日でもある。午後にはパレードが予定されており、試合会場付近の道路の一部が午後4時から交通規制の対象になっている。詳細はみやぎ総文のWebサイトで確認したい。 朝日新聞社と日本高等学校野球連盟は、第99回全国高等学校野球選手権大会を8月7日(月)から21日(月)まで(雨天順延)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催する。全47都道府県から49代表が出場し、優勝を目指して力闘する。注目の組み合わせ抽選会は8月4日(金)午後4時から。2017年は昨夏(2016年夏)までの全試合抽選は行わず、準々決勝以降の組み合わせは、3回戦、準々決勝にそれぞれ勝ったチームが試合直後にくじを引いて決定する。試合のようすは「バーチャル高校野球」のWebサイトもしくはアプリから視聴可能。◆第99回全国高校野球選手権大会<2017年7月29日試合終了時の代表校一覧>・46/49代表が決定済み北北海道 滝川西南北海道 北海青森 青森山田秋田 明桜岩手 盛岡大付山形 日大山形福島 聖光学院栃木 作新学院群馬 前橋育英茨城 土浦日大東東京 二松学舎大付千葉 木更津総合神奈川 横浜新潟 日本文理富山 高岡商石川 日本航空石川福井 坂井長野 松商学園山梨 山梨学院静岡 藤枝明誠岐阜 大垣日大愛知 中京大中京滋賀 彦根東奈良 天理三重 津田学園京都 京都成章兵庫 神戸国際大付和歌山 智弁和歌山鳥取 米子松蔭岡山 おかやま山陽島根 開星広島 広陵山口 下関国際香川 三本松愛媛 済美高知 明徳義塾徳島 鳴門渦潮福岡 東筑佐賀 早稲田佐賀長崎 波佐見大分 明豊宮崎 聖心ウルスラ熊本 秀岳館鹿児島 神村学園沖縄 興南