「愛国心を育む教科書」「検定意見趣旨を明確に」教科用図書検定パブコメ公開

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文部科学省
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  • 教科用図書検定規則の一部を改正する省令案等に関するパブリック・コメント(意見公募手続)の結果について
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 文部科学省は8月10日、教科用図書検定規則の一部を改正する省令案等に関するパブリックコメント(意見公募手続き)の結果を公開した。提出意見総数は206件。文科省による意見の考慮結果や理由を確認できる。

 文科省は6月26日から7月25日まで、教科用図書検定規則の一部を改正する省令案等に対するパブリックコメントを受け付けた。

 教科用図書検定規則の一部を改正する省令案については、大別して4つの意見があった。たとえば、不正が発覚した際は「検定不合格」ではなく教科書発行者の指定を取り消すべきとする意見や、不正には罰を与える前にルールを再度周知徹底することなど。

 義務教育諸学校教科用図書検定基準の改正案については、3月に公示された次期学習指導要領に照らし合わせながら、小学校の算数および理科について「一律にプログラミングを体験する学習を取り入れる必然性はなく、検定基準の新設に反対する」という意見があった。文科省はこれに対し、「今回の規定の新設は、教科書に示した学習内容を各学校で一律に取り入れるという趣旨ではありません」と説明している。

 そのほか、寄せられた意見には「学習指導要領に完全準拠した愛国心を育む教科書となるような検定を実施すべき」「教科書に用いる歴史用語の取扱いは、歴史教育の連続性等の観点から適切なものとするべき」「近現代の歴史認識については国により大きく異なることから、真に理解と協調をするためには、いたずらに一方的に配慮するのではなく、我が国の立場、見解、根拠を明確にし、他国との違いについて事実を基に扱われるようにすることが必要である」「道徳の教科書については、検定意見の趣旨が明確になるようにすべき」などがあった。

 文科省による回答や意見はすべて、電子政府の総合窓口(e-Gov)内で閲覧できる。
《佐藤亜希》

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