【夏休み2017】お盆の高速道路渋滞、昨年比増で532回…東名65.8kmも

 国土交通省は8月17日、平成29年(2017年)のお盆期間における高速道路・国道の交通状況速報を掲載した。高速道路におけるお盆期間の交通量は昨年(平成28年)と比較し約1%減少したものの、10km以上の渋滞回数は532回で、昨年より37回増加した。

生活・健康 その他
高速道路区間の交通動向(下り線) 出典:国土交通省「お盆期間における高速道路・国道の交通状況(速報)【全国版】」
  • 高速道路区間の交通動向(下り線) 出典:国土交通省「お盆期間における高速道路・国道の交通状況(速報)【全国版】」
  • 高速道路区間の交通動向(上り線) 出典:国土交通省「お盆期間における高速道路・国道の交通状況(速報)【全国版】」
  • 平成29年 お盆期間の日平均交通量(全国の国道のおもな地点) 出典:国土交通省「お盆期間における高速道路・国道の交通状況(速報)【全国版】」
  • 全国の高速道路のおもな区間(集計地点) 出典:国土交通省「お盆期間における高速道路・国道の交通状況(速報)【全国版】」
 国土交通省は8月17日、平成29年(2017年)のお盆期間における高速道路・国道の交通状況速報を掲載した。高速道路における10km以上の渋滞回数は532回で、昨年より37回増加した。最大日交通量は昨年比103%。

 8月5日から16日の12日間の交通量および渋滞回数のピークは、下り線が8月11日、上り線が8月13日だった。全国32か所の集計地点における日平均交通量は、昨年が1日あたり4万6,200台だったところ、今年は4万5,600台に減少。最大日交通量は昨年が1日あたり5万7,600台だったところ、今年は5万9,600台に増加した。渋滞回数は上下線とも昨年より増加した。比較対象はすべて平成28年8月6日から17日までの12日間。

 各社高速道路のうち、特に長い渋滞が発生した箇所を見ると、東日本では関越道下り線花園IC付近で8月11日午前7時20分ごろに48.4km、上り線鶴ヶ島IC付近で8月6日午後5時15分ごろに50.2kmの渋滞が発生した。いずれも渋滞原因は交通集中および事故だった。

 中日本では東名下り線都夫良野TN付近で8月11日午前7時10分ごろに65.8kmの渋滞。上り線は八王子JCT付近で8月13日午後6時35分ごろに42.5kmの渋滞があった。

 西日本・本四は名神下り線が8月11日午後5時40分ごろに京都東IC付近で38.7kmの渋滞。8月13日午後6時半には九州道上り線古賀SA付近で30.8km渋滞した。

 国道の交通状況や高速道路の交通状況に関する詳細な速報は、国土交通省のWebサイトで確認できる。
《佐藤亜希》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top