Jアラートで警報、学校での対応は?問われる危機管理

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弾道ミサイル落下時の行動について
  • 弾道ミサイル落下時の行動について
  • 文部科学省×学校安全
  • 学校の危機管理マニュアル
 8月29日午前5時58分ごろ、北朝鮮からの弾道ミサイルが発射されたことを受け、政府はJアラートを使用して、北海道などの対象地域に緊急情報を伝達した。メッセージが流れたら、落ち着いて直ちに行動するとあるが、学校現場ではどのように対応するのだろうか。

◆Jアラートとは?

 北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性があると判断した場合、政府は全国瞬時警報システム(Jアラート)を使用し、緊急情報を伝達する。Jアラートを使用すると、市町村の防災行政無線が自動的に起動し、屋外スピーカーから警報が流れるほか、携帯電話にエリアメール・緊急速報メールが配信される。

◆弾道ミサイル到着までの時間はごくわずか

 内閣官房「国民保護ポータルサイト」では、弾道ミサイル落下時の行動について掲載。弾道ミサイルは発射からわずか10分もしないうちに到達する可能性があるという。メッセージが流れたら、屋外にいる場合は「できる限り頑丈な建物や地下に避難する」、建物がない場合は「物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守る」、屋内にいる場合は「窓から離れるか、窓のない部屋に移動する」とある。

◆そのとき学校はどうする?

 学校現場ではどのように対応するのだろうか。文部科学省では、学校の危機管理マニュアルを作成しており、これをもとに各学校の状況に合わせて作成するように指導しているという。また、学校安全のために文部科学省や都道府県などで実施している取組みやこれまでに作成した資料などをWebサイト「文部科学省×学校安全」に掲載している。

 東京都教育委員会では、児童生徒の生命および身体の安全確保を図るため、「学校危機管理マニュアル」を策定。東京都帰宅困難者対策条例の制定などを踏まえた「東京都地域防災計画」の修正を受け、平成25年3月に改訂を行っている。

 北海道滝川市と岩見沢市は共同で、弾道ミサイルを想定した住民避難訓練を9月1日に実施する。滝川市では東滝川地区転作研修センターとその周辺、岩見沢市では市立メープル小学校とその周辺で児童や教職員、住民が避難を実施する。また、秋田県由利本荘市や兵庫県西宮市、石川県輪島市などでも弾道ミサイルを想定した住民避難訓練を実施する。
《工藤めぐみ》

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