大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は9月14日、卒業生100人以上1,000人未満の大学を対象とした「実就職率ランキング」を発表した。1位は就職率100%の「大阪総合保育大学」だった。 教育進学総合研究所は、卒業生100人以上1,000人未満の大学を対象に、各大学発表による2017年の就職状況をもとに2017年春の実就職率と就職先を検証した。実就職率(%)は、就職者数÷(卒業者数-大学院進学者数)×100で算出。同率で順位が異なるのは、小数点2桁以下の差による。 卒業生数100人以上1,000人未満の実就職率ランキングは、1位「大阪総合保育大学」100%、2位「富山県立大学」99.5%、3位「鳴門教育大学」98.9%、4位「ノースアジア大学」98.9%、5位「豊田工業大学」98.7%。卒業生数1,000人以上の実就職率ランキングと同様に、工学系大学や就職に有利な資格が取得できる学部がメインの大学が上位に入った。 1位の大阪総合保育大学は、保育士や、小学校、幼稚園などの教員就職を目指す大学。卒業生数132人のうち、大学院進学者1人を除く131人全員が就職したという。また、2位の富山県立大学は工科系の単科大学、3位の鳴門教育大学は教員就職を目指す大学だ。 ランキングは、大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に今週の無料記事として掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。◆実就職率ランキング(卒業生数100人以上1,000人未満)1位「大阪総合保育大学」100%2位「富山県立大学」99.5%3位「鳴門教育大学」98.9%4位「ノースアジア大学」98.9%5位「豊田工業大学」98.7%6位「藤田保健衛生大学」98.6%7位「星薬科大学」98.5%8位「第一工業大学」98.3%9位「京都薬科大学」98.3%10位「埼玉県立大学」98.0%