U-22プログラミング・コンテストは、1980年から経済産業省が主催していた作品提出型のプログラミングコンテスト「全国高校生プログラミング・コンテスト」が前身。2004年に「U-20プログラミング・コンテスト」に名称と年齢制限を変更したのち、2014年度(平成26年度)からは応募対象者を20歳以下から22歳以下に拡大。名称を「U-22プログラミング・コンテスト」に定め、U-22プログラミング・コンテスト実行委員会が主催、CSAJが運営事務局として携わっている。
2017年は334作品が集まり、事前審査、一次審査を経たのち、中学生から大学生まで、幅広い年齢層による16の入選作品が決まった。入選作品の作者は10月1日に東京・秋葉原コンベンションホールで開催される最終審査会において、作品に関するプレゼンテーションを行い、経済産業大臣賞などの各賞を決定する予定。
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U-22プログラミング・コンテスト2017 一次審査通過作品
今回から設けた小学生部門には56作品の応募があり、13作品がCSAJ賞として選出されている。作品は大阪市立大桐小学校5年生の松井菜々美さんによる「ごみすてだっしゅつゲーム」、谷原小学校3年生の高橋和真さんと立教小学校5年生の栗原虎我さんによる「計算バトル」、熊本大学教育学部附属小学校6年生の前田英俊さんによる「フルーツシャッフル」、足利市立けやき小学校5年生の蓼沼諒也さんによる「粘菌脳をつくろう!」など。
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小学生部門入選作品(全13作品:受付ID順)
最終審査会は一般聴講が可能なほか、ニコニコ生放送でも配信予定。