東工大、次期学長に益一哉教授を選出

 東京工業大学は10月4日、東京工業大学科学技術創成研究院の益一哉教授を次期学長候補者に決定したと発表した。投票では2位だったが、学長選考会議による選考の結果、益教授を選出。任期は2018年4月1日から2022年3月31日までの4年間。

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東京工業大学次期学長候補者を決定
  • 東京工業大学次期学長候補者を決定
  • 学長候補者選考の投票による意向聴取の結果
  • 選考過程
 東京工業大学は10月4日、東京工業大学科学技術創成研究院の益一哉教授を次期学長候補者に決定したと発表した。投票では2位だったが、学長選考会議による選考の結果、益教授を選出。任期は2018年4月1日から2022年3月31日までの4年間。

 現学長の任期が2018年3月31日をもって満了することを受け、6月26日に学長選考会議を開催し、次期学長の選考を行うことを決定した。学長候補者として、東京工業大学環境・社会理工学院の岸本喜久雄教授と東京工業大学科学技術創成研究院の益一哉教授の2名の推薦があった。

 9月21日に学長選考会議が意向聴取投票を実施。投票権者数881名・投票数647票のうち、岸本教授が332票、益教授が307票、無効票が8票だった。10月3日に学長選考会議が学長候補者へのインタビューを実施。総合的に吟味し、慎重に種々議論を重ねた結果、全会一致で益教授を最終の学長候補者に決定した。

 益一哉(ますかずや)教授は62歳。昭和52年3月に東京工業大学工学部電子物理工学科を卒業、昭和54年3月に同大学院理工学研究科電子工学専攻修士課程を修了、昭和57年3月に同大学院理工学研究科電子工学専攻博士課程を修了した。現職は、東京工業大学科学技術創成研究院長。
《工藤めぐみ》

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