大学生が「社員に会ってみたい企業」ランキング、大手商社3社がランクイン

 OB・OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は10月10日、2019年卒業予定の大学生を対象に行った「社員に会ってみたい企業」アンケート結果を公表。「三菱商事」が1位に選ばれ、2位「マッキンゼー・アンド・カンパニー」、3位「伊藤忠商事」となった。

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 OB・OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は10月10日、2019年卒業予定の大学生を対象に行った「社員に会ってみたい企業」アンケート結果を公表。「三菱商事」が1位に選ばれ、2位「マッキンゼー・アンド・カンパニー」、3位「伊藤忠商事」となった。

 ビズリーチによると、大学生が将来のキャリア選択の情報源として、実際に職場体験をするインターンシップや先輩の生の声を聞くOB・OG訪問などを活用する動きが活発化しているという。そこで、ビズリーチ・キャンパスに登録している2019年卒業予定の大学生・院生260名を対象に、「社員に会ってみたい企業」についてアンケート調査を実施。9月22日~27日の実施期間で、「社員に会ってみたい企業」を第1希望から第3希望まで回答してもらった。

 「社員に会ってみたい企業」ランキングでは、「三菱商事」が1位に選ばれた。そのほか、2位「マッキンゼー・アンド・カンパニー」、3位「伊藤忠商事」、4位「Google(グーグル)」、5位「アクセンチュア」、6位「味の素」、7位「ゴールドマン・サックス」、8位「三菱地所」「資生堂」、10位「三井物産」となっている。

 ランキング上位には大手商社3社がランクイン。大学生からは「魅力的な先輩社員が多いイメージがあるから」(同志社大学3年生)、「グローバル展開について具体的な話が聞きたい」(慶應義塾大学3年生)などが理由にあがっていた。

 2位の「マッキンゼー・アンド・カンパニー」はアメリカに本社を置くコンサルティング会社で、日本支社は日本トップ50社の7割をサポートしているという。大学生がこの企業を選んだ理由には、「なぜファーストキャリアとして選んだのか理由を知りたい」(東京大学3年生)、「数多くの経営者を輩出しているから」(早稲田大学3年生)などがあがっており、OB・OGの活躍に関心があるようだ。

 また、4位の「Google(グーグル)」は、「対外イベントが少なく情報を知る機会が少ない」(慶應義塾大学3年生)という理由があがっていた。5位にランクインしたコンサルティング大手のアクセンチュアは「働き方改革」に取り組んでおり、「ワークライフバランスについて知りたい」(上智大学3年生)などのコメントが寄せられていたという。

◆「社員に会ってみたい企業」ランキング(ビズリーチ・キャンパス調べ)
1位:三菱商事
2位:マッキンゼー・アンド・カンパニー
3位:伊藤忠商事
4位:Google(グーグル)
5位:アクセンチュア
6位:味の素
7位:ゴールドマン・サックス
8位:三菱地所
8位:資生堂
10位:三井物産
《黄金崎綾乃》

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