2017年冬のボーナス、平均88万円…非製造業で6.16%増

 日本経済団体連合会(経団連)は2017年12月25日、大手企業を対象とした2017年年末賞与・一時金に関する最終集計結果を発表した。妥結額は平均88万793円で、2016年末と比べて0.01%増加。非製造業では6.16%増加した。

生活・健康 その他
 日本経済団体連合会(経団連)は2017年12月25日、大手企業を対象とした2017年年末賞与・一時金に関する最終集計結果を発表した。妥結額は平均88万793円で、2016年末と比べて0.01%増加。非製造業では6.16%増加した。

 2017年年末賞与・一時金に関する調査は、東証一部上場で従業員500人以上の主要21業種大手251社を対象に実施。21業種188社(74.9%)で妥結しているが、このうち30社は平均額不明などのため集計より除外している。

 158社の年末賞与・一時金の妥結額総平均は88万793円で、2016年末と比べて0.01%増加した。製造業130社の平均は88万3,238円と前年比1.92%減少、非製造業28社の平均は87万3,155円と前年比6.16%増加した。

 年末賞与・一時金の妥結額を業種別にみると、「建設」が125万7,353円ともっとも高く、「食品」101万5,996円、「自動車」97万1,070円、「私鉄」96万1,850円などが続いた。

 2016年末との比較により算出した増減率を業種別にみると、「電力」が7.99%ともっとも高く、「化学(硫安含む)」3.64%、「ホテル」3.51%、「非鉄・金属」0.76%、「私鉄」0.48%などが続き、5業種で前年より増加した。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top