調査にあたり、東京都では「アクティブプラン to 2020」で具体的な目標値を掲げている。今回の体力テストの結果から、小学5年生、中学2年生、高校2年生の結果を抜粋してみると、いずれの校種も目標値と比較して「20mシャトルラン」「ソフト(ハンド)ボール投げ」の値が低い傾向にある。男子では各校種とも前年の結果を下回る種目があるが、女子では前年を上回る種目が多く見られた。
東京都教育委員会は平成30年度における重点的取組みとして、アクティブライフ研究実践校(小学校20校)、スーパーアクティブスクール(中学校62校)による研究発表会を実施し、体力向上の取組みを広く発信する。また「アクティブプラン to 2020(第3次推進計画)」では、平成32年度までに体力合計点の東京都平均値を小学生は都道府県別の上位へ、中学生・高校生は全国平均値へと向上させることを目指している。
《畑山望》