羽生結弦と震災「スケート靴を履いたまま避難」動画公開

3月11日、東日本大震災から7年。オリンピック公式アカウントが、ユーチューブに「震災をいかに羽生結弦は耐え、夢を掴んだか」というタイトルで動画を公開した。

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五輪連覇の偉業を達成した羽生結弦(2018年2月17日)
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3月11日、東日本大震災から7年。オリンピック公式アカウントが、ユーチューブに「震災をいかに羽生結弦は耐え、夢を掴んだか」というタイトルで動画を公開した。

動画には羽生の演技や被災地の映像と共に、英語で羽生が経験した出来事が綴られている。

「仙台のスケートリンクで練習中、16歳の日本人フィギィアスケーター(羽生結弦)は被災した。建物は揺れ、氷は割れた。避難する時も、スケート靴は履いたままだった」

「壊滅的な地震が海岸を打ち付け、津波を引き起こした。15,000人以上の人が犠牲となり、6,000人以上の人が深刻な怪我を負った。羽生の家族は3日間避難所で過ごした。羽生が地元で利用していたスケートリンクは、数ヶ月利用することができなかった」

「トリノ五輪金メダリスト、荒川静香選手に勇気付けられ、羽生は滑り続けた。2014年、彼はソチ五輪で日本男子に初の金メダルをもたらした。4年後、再びその座を守った」

「羽生は多くの時間とお金を被災地に投じてきた。平昌五輪での演技は被災した人々に捧げるものだった」

「僕がここにいられるのは、僕を支えてくれたすべての日本人のおかげ。僕がここにいられるのは、僕を支えてくれた全ての人のおかげ」

コメント欄には、「このストーリーを取り上げてくれてありがとう。あの笑顔の下には、勝利するために下した厳しい決断、何度も若くして乗り越えてきた苦難があった。どんなにそれが厳しいものであっても、頂点に立つためにひたすら耐えてきたんだね」など羽生が経験してきた様々な努力を称賛するような声が書き込まれた。

3月11日、オリンピック公式アカウントが羽生結弦と震災についての動画を公開

《編集部@CycleStyle》

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