H28学生生活調査…大学生の学費と生活費が増加し188万4,200円

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学生生活費(学費と生活費の合計)
  • 学生生活費(学費と生活費の合計)
  • 学生の収入状況
  • 家庭の年間平均収入額
  • アルバイト従事状況
  • 奨学金の受給状況
  • 学生の不安や悩み(大学・短期大学)
  • 学生の不安や悩み(修士課程・博士課程・専門職学位課程)
 日本学生支援機構(JASSO)は平成30年4月3日、「平成28年度学生生活調査」の結果をとりまとめ公表した。大学生の年間の学費と生活費の合計は、平均188万4,200円。学費は減少したが生活費の上昇により、前回の平成26年度調査と比べて2万2,100円増加した。

 調査は、全国の大学学部、短期大学本科および大学院の学生(通信課程、休学者、外国人留学生を除く)が対象。全国の大学生の学生生活状況を把握することにより、学生生活の実情を明らかにし、学生生活支援事業の充実のための基礎資料を得ることを目的に、隔年で実施されている。平成28年度の調査時期は平成28年11月、4万4,169人から有効回答を得た。

 大学(昼間部)の学費と生活費を合計した年間の「学生生活費(支出)」は平均188万4,200円で、前回の平成26年度調査よりも2万2,100円増加。学費は1,900円減少したが、それ以上に生活費が2万4,000円増加となった。一方、収入額は前回調査よりも5,500円減少の平均196万5,900円。収入額に占める内訳は、「家庭からの給付」が60.1%、「奨学金」が19.6%、アルバイトが18.1%。前回調査と比べると、「家庭からの給付」と「奨学金」が減少し、「アルバイト」が増加している。

 大学(昼間部)学生の家庭の年間平均収入額は、国立841万円、公立730万円、私立834万円と、国立大学の家庭がもっとも高い。アルバイトは83.6%の学生が従事しており、前回調査より10.4ポイント上昇している。奨学金の受給状況は、前回調査より2.4ポイント減の48.9%だった。

 学生の不安や悩みについて「大いにある」「少しある」と回答した割合を見ると、すべての学校区分において「希望の就職先や進学先へ行けるか」がもっとも高い。大学(昼間部)69.3%、短期大学(昼間部)59.8%、修士課程47.7%、博士課程46.7%、専門職学位課程43.7%となっており、大学や短期大学では不安の割合が半数以上だった。

 一方で、大学(昼間部)や短期大学(昼間部)は、「経済的に勉強を続けることが難しい」について、不安や悩みが「あまりない」「まったくない」が8割以上だった。
《黄金崎綾乃》

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