東京2020大会、オリンピック・パラリンピック教育アワード校決定

 東京都教育委員会は平成30年(2018年)4月12日、平成30年度オリンピック・パラリンピック教育アワード校に、事業推進部門で135校、環境部門で19校の計154校を決定した。顕彰校は今後、部門ごとに指定された推進活動などに取り組む。

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オリンピック・パラリンピック教育アワード校(事業推進部門)校数
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 東京都教育委員会は平成30年(2018年)4月12日、平成30年度オリンピック・パラリンピック教育アワード校に、事業推進部門で135校、環境部門で19校の計154校を決定した。顕彰校は今後、部門ごとに指定された推進活動などに取り組む。

 平成30年度オリンピック・パラリンピック教育アワード校は、オリンピック・パラリンピック教育を一層推進する目的で顕彰するもの。事業推進部門では、平成29年度に優れたオリンピック・パラリンピック教育を行った学校・園が選ばれる。顕彰は「ボランティアマインド」「障害者理解」「スポーツ志向」「日本人としての自覚と誇り」「豊かな国際感覚」の5つに区分し、各校が平成30年度に重点的に取り組む内容としている。

 また環境部門においては、平成29年度に東京都オリンピック・パラリンピック教育のテーマ「環境」に関する優れた取組みを行った学校・園が選ばれる。

 顕彰校は、事業推進部門では、幼稚園3園、小学校81校、中学校36校、義務教育学校1校、高等学校8校、特別支援学校6校の計135校。顕彰区分別の校数は、「ボランティアマインド」22校、「障害者理解」49校、「スポーツ志向」15校、「日本人としての自覚と誇り」12校、「豊かな国際感覚」37校。環境部門では、幼稚園1園、小学校10校、中学校2校、高等学校4校、特別支援学校2校の計19校。

 顕彰校は今後、平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間、東京都が指定するオリンピック・パラリンピック教育をより推進する取組みを行う。

 事業推進部門での顕彰校は、重点的に育成すべき5つの資質「ボランティアマインド」「障害者理解」「スポーツ志向」「日本人としての自覚と誇り」「豊かな国際感覚」について、これまでの取組みを一層充実させ、新たに他の資質の育成に取り組む。環境部門での顕彰校は、東京都オリンピック・パラリンピック教育のテーマ「環境」に関するこれまでの取組みを一層充実させる。

 またいずれの部門でも、取組みの成果を他校に普及・啓発するほか、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会などの依頼に応じ、東京都の代表的な取組みとして他県に内容を紹介していく。
《荻田和子》

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