就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」を運営するヴォーカーズは、2019年卒就活生のうち、早慶(早稲田大学・慶應義塾大学)とMARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に通う大学生動向に着目した「就職注目企業ランキング」を集計した。調査の結果、早慶1位は「アクセンチュア」、MARCH1位は「キーエンス」と「オープンハウス」だった。 継続した売り手市場が見込まれる2019年卒業者の就職活動。2018年3月1日に本格的な就職活動が開始され、合同企業説明会やOB・OG訪問などを行っている学生も多いだろう。 Vorkersでは、2019年卒の学生ユーザーがVorkersでどのような企業に注目し、企業研究を始めているのか実態を調査する目的でランキングを作成。東京大学、京都大学の学生が注目する注目企業ランキングに続き、2018年4月27日には、リセマムがVorkersから提供を受け、「早慶」「MARCH」に通う大学生が注目する企業ランキングを発表する。 ランキングは、Vorkersに登録している2019年卒の学生ユーザーの内、早稲田大学・慶應義塾大学の学生6,803名(2018年2月14日時点)と、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の学生7,731名(2018年2月15日時点)に限定し、Vorkers内で検索された企業の結果を集計して作成したもの。 集計の結果、「早慶」注目企業ランキングでもっとも多く検索された企業1位は「アクセンチュア」だった。ポイント(検索回数)は387で、2位の「東京海上日動火災保険」290ポイントに97ポイント差を付けた。アクセンチュアは「京大生が選ぶ、就職注目企業ランキング」でも1位に選ばれている。3位は「キーエンス」だった。4位以下は「三菱商事」「エヌ・ティ・ティ・データ」「野村総合研究所」「三井物産」「アビームコンサルティング」「伊藤忠商事」「三菱UFJ銀行」が続いた。 「MARCH」注目企業ランキングの1位には「キーエンス」と「オープンハウス」が186ポイント(検索回数)で同時にランクイン。3位には「アクセンチュア」が179ポイントでランクインした。「オープンハウス」のほか、トップ20には「ニトリ(14位)」「サイバーエージェント(15位)」など、これまで発表した東京大学および京都大学ランキングのトップ20には見られなかった企業がランクインしていた。 進む2019年卒業生の就職活動について、Vorkersは「説明会や面接、OBOG訪問など、実際の社員に会う機会が増えると思います」とコメント。同社が提供する「社員クチコミ情報」など、先輩たちの意見や体験を参考にしながら、「後悔のない就職活動にしてほしいと思います」と応援を送っている。◆早慶 大学生が選ぶ、2019年卒就職注目企業ランキング1位 アクセンチュア2位 東京海上日動火災保険3位 キーエンス4位 三菱商事5位 エヌ・ティ・ティ・データ6位 野村総合研究所7位 三井物産8位 アビームコンサルティング9位 伊藤忠商事10位 三菱UFJ銀行◆MARCH 大学生が選ぶ、2019年卒就職注目企業ランキング1位 キーエンス1位 オープンハウス3位 アクセンチュア4位 ジェーシービー(JCB)5位 全日本空輸(ANA)6位 パソナ7位 三井不動産リアルティ8位 東京海上日動火災保険9位 エヌ・ティ・ティ・データ10位 電通(協力:Vorkers)