20代から30代の女性の77％は、家族の中で1番尊敬する人に「母親」をあげていることが、ミュゼマーケティングによる調査からわかった。回答者の半数近くは、毎年「母の日」に感謝を伝えており、プレゼントやお花を贈る人が多い。 母に対する意識調査は2018年3月16日から25日、インターネット調査にて実施。全国の20歳～34歳の女性1,015人に対して、F1層のマーケティングに特化したミュゼマーケティングが、現代女性の母の日への意識と母娘関係の実態をリサーチした。 母の日に感謝を伝えているか質問すると、48％は「毎年伝えている」と回答。「毎年ではないが伝えている」39％をあわせると、全体の87％は感謝の気持ちを伝えていた。一方で、「いつも忘れてしまう」と答えた女性（13％）のうち、6割は実家住まいだったという。毎日母親と一緒にいる実家住まいの方が、「母の日」を忘れてしまう傾向にあるようだ。 母の日のプレゼント予算は「2,000円～3,000円」が23％を占め、そのほかは「5,000円以上」20％、「4,000円～5,000円」19％など。贈り物については、「プレゼントやお花を贈る」という人が67％を占めた。 母親との関係を尋ねると、「とても仲が良い」54％、「どちらかというと仲が良い」31％で、「普通」は12％。「仲が良くない」という回答は3％にとどまった。「仲が良くない」の回答者以外に、自分と母親は「友達親子」だと思うかと聞くと、46％は「友達親子だと思う」と答えている。 ただし、家族の中で1番尊敬している人では、「母親」が77％とダントツ。どんなときに偉大さを感じるかという質問には、「普段から感じる」39％、「料理や洗濯などの家事のとき」28％、「家庭を守っている姿をみたとき」13％などがあった。 回答者は母親の性格について、1位「明るい」「パワフル」、3位「心配性」、4位「おっちょこちょい」、5位「優しい」と回答。そのほか、「強い」「面白い」「お節介」「真面目」「厳しい」などが、回答者の母親を表す一言としてあがっていた。
