第20回学校図書館出版賞、フレーベル館・文溪堂・理論社が受賞

 全国学校図書館協議会は2018年5月24日、第20回学校図書館出版賞の受賞者を発表した。「出版賞大賞」の該当はなかった。「出版賞」はフレーベル館、文溪堂、理論社。

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 全国学校図書館協議会は2018年5月24日、第20回学校図書館出版賞の受賞者を発表した。「出版賞大賞」の該当はなかった。「出版賞」はフレーベル館、文溪堂、理論社。

 「学校図書館出版賞」は、学校図書館向け図書の優良な出版企画を顕彰し、学校図書館向きの優良な図書の出版を充実させることを目的に実施しているコンクール。全国学校図書館協議会による選定図書のうち、当該年の前年5月1日から4月31日までに出版された図書を対象に、選考委員会が検討・決定する。特に優れた企画には「出版賞大賞」1点、優れた企画には3点以内で「出版賞」を授与する。

 第20回の「出版賞大賞」受賞者はなし。「出版賞」の受賞者および受賞事由(刊行)は、フレーベル館「プログラミングを学ぶ前に読むアルゴリズムえほん/松田孝監修 全4巻」、文溪堂「スポーツでひろげる国際理解/中西哲生監修 全5巻」、理論社「伝統工芸のきほん/伝統工芸のきほん編集室編 全5巻」。選考報告は機関誌「学校図書館」7月号に掲載する予定。

 全国学校図書館協議会によると、これからの調べ学習や総合的な学習では、質量ともに豊富な図書が必要。よって、校種と学年にあったわかりやすい説明や、見やすく美しいレイアウトおよび写真、調べ学習に役立つ充分な情報量、目次・索引が充実しており、検索しやすい図書が多く求められているという。
《佐藤亜希》

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