【自由研究】身近な水環境を調べよう(小学生向け)

 毎年夏休みに小中学生の宿題に出される「自由研究」は、普段はなかなか時間をかけて取り組むことが難しい研究や実験に挑戦できるチャンス。化学、物理、地学、生物…さまざまな分野から、おすすめのテーマをご紹介する。

教育・受験 小学生
【自由研究】身近な水を調べよう(小学生向け)
  • 【自由研究】身近な水を調べよう(小学生向け)
  • 用意するもの
  • アドバス
  • 手順1
  • 手順1-2
  • 手順2
  • 手順2-2
  • 手順3
 毎年夏休みに小中学生の宿題に出される「自由研究」は、普段はなかなか時間をかけて取り組むことが難しい研究や実験に挑戦できるチャンス。化学、物理、地学、生物…さまざまな分野から、おすすめのテーマをご紹介する。

 ここでは、川や池の水の観察や水質検査のやり方を紹介。自由研究テーマ選定の参考にしていただきたい。

身近な水を調べよう


【水・川(4年生)】 調査


対象学年:4~6年生 むずかしさ:★★ 所要時間:3時間



 私たちの身近な水環境はどうなっているのか、川や池の水は汚れているのか、観察や水質検査で調べてみよう。

用意するもの



バケツ ひしゃく 500mL ペットボトル数本(あらかじめ洗ったきれいなもの) プラスチックカップ(プリンカップなどを洗ったものでもよい) ロープ(ひも) ろうと 温度計 バインダー 記録用紙 筆記用具(マジック) メジャー ビニルテープ(白) パックテスト(R)(COD)

調査のやりかた






わたしたちのまわりには、どんな水があるかを調べてみよう。家のまわりの川や用水路のほか、家の中にも水道水やミネラルウォーターがあるね。家の中にある水のリストをつくったり、家のまわりの地図をコピーして、家のまわりにある水の場所を探してチェックしてみよう。




川を観察して、シートに記録する。シートには、川の名前、調査した日時、気温、水温、水の色、におい、まわりのようすなどを記録しよう。事前に記録シートをつくっておくといいよ。水の色や水量、川の全体像、まわりのようすがわかるように、写真で記録してもいいね。



バケツやひしゃくで水をくむ。なるべく川のまん中で水をくむこと。川の水に手がとどかないときは、ロープを結びつけたバケツでくむとよい。






水をペットボトルの口いっぱいに入れてフタをする。ビニルテープでラベルをつくり、川の名前を書いてはっておく。水をカップに少しとり、色いろやにおいを観察しよう。

ためしてみよう!



チャレンジ1
パックテスト(R)(COD)を使って水質検査をしてみよう。CODとは、水中の有機物(汚れのおもな成分)が化学的に消費される酸素量をあらわし、水中の有機物の量のめやすになり、汚れぐあいがわかる。


※お問い合わせは共立理化学研究所(https://kyoritsu-lab.co.jp/)まで。


1 くんできた水をカップにうつす。

2 チューブの先の黄色い糸を引ひきぬく。

3 穴を上にして、指でチューブをおりたたみ、中の空気を出す。

4 穴を水に入れ、指が水にふれないようにして半分くらいまで水を吸いこむ。

5 かるくふり、指定の時間がたったら標準色の上において色をくらべる。

チャレンジ2
おいしい水とはどんな水だろう。くんですぐの水道水やふっとうさせた水、浄水器を通した水、ミネラルウォーターなど、いろいろな水を家族で飲みくらべてみよう。ボトルのラベルにはってある成分表を見てちがいを調べてみよう。


調査でサイエンス



 地球上に水があったおかげで生命が生まれ、生物のすめる環境がつくられました。水道水や身近な川を知るために、水辺に出かけて調べることはとても大切です。水道水のもとは川の水ということを知って、川の水や環境について考えてみましょう。

発表のためのまとめ



 家のまわりや家の中の水リストをつくってみよう。身近な川などを写真にとり、調査したデータや感想とともに水環境マップをつくるのもいいね。飲みくらべた水の感想も表にしてみよう。

小学生の夏休み自由研究ブック

発行:永岡書店

<著者プロフィール:NPO法人 ガリレオ工房>
教師を中心にジャーナリスト、研究者、学生などで構成する科学実験の研究・開発グループ。そのユニークで独創的なアイデアや方法は、各界で高い評価を受けている。雑誌・新聞などでの発表のほか、テレビの科学番組にも企画協力している。また、全国各地での実験教室やサイエンスショーも手がけている。2002年に吉川英治文化賞受賞。同年NPO法人として認可される。


《リセマム》

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