【自由研究】宝物のレプリカをつくろう(小学生向け)

 毎年夏休みに小中学生の宿題に出される「自由研究」は、普段はなかなか時間をかけて取り組むことが難しい研究や実験に挑戦できるチャンス。化学、物理、地学、生物…さまざまな分野から、おすすめのテーマをご紹介する。

教育・受験 小学生
【自由研究】宝物のレプリカをつくろう(小学生向け)
  • 【自由研究】宝物のレプリカをつくろう(小学生向け)
  • 用意するもの
  • 注意
  • 手順1
  • 手順2
  • 手順3
  • 手順3-2
  • 手順4
 毎年夏休みに小中学生の宿題に出される「自由研究」は、普段はなかなか時間をかけて取り組むことが難しい研究や実験に挑戦できるチャンス。化学、物理、地学、生物…さまざまな分野から、おすすめのテーマをご紹介する。

 ここでは、「レプリカ」の作り方をご紹介。自由研究テーマ選定の参考にしていただきたい。

宝物のレプリカをつくろう


【化石(6年生)】 工作


対象学年:3~6年生 むずかしさ:★★ 所要時間:1日



 ひとつしかない大切な宝物。その宝物をもうひとつふやしてみよう!

用意するもの



石こう(またはセメント・モルタル)の粉末 紙コップ わりばし スプーン 油ねん土 型をとりたいもの 水

※石こう(またはセメント・モルタル)の粉末はホームセンターで買える。



レプリカのつくりかた




油ねん土にレプリカをつくりたいものをおしつけて型をとる。


石こうの粉を紙コップにスプーン1~2杯とる(ここでは白色モルタルを使用)。



わりばしを持ち上げて、ツノができるくらいまで水を少しずつ増やしながら混ぜる。



型に流しこみ、わりばしですきまがなくなるように、まんべんなく広げる。


一晩おいてかわかす。


ねん土をまげて、おし出す。


これでレプリカの完成!色をつけてもいいね。



ためしてみよう!



チャレンジ1
手形や足形をとってみよう。

チャレンジ2
表と裏の両面の型をとって、できたものをはり合わせると、完全な立体がつくれるよ。

工作でサイエンス



 石こうの粉が水と混ざり、時間をかけて新しい物質に変わることで、固まります。レプリカづくりは化石の専門家の間でよく行われる方法です。

発表のしかた



 本物とレプリカを並べて、箱に入れて見せよう。つくりかたをもぞう紙にまとめてもいいね。

小学生の夏休み自由研究ブック

発行:永岡書店

<著者プロフィール:NPO法人 ガリレオ工房>
教師を中心にジャーナリスト、研究者、学生などで構成する科学実験の研究・開発グループ。そのユニークで独創的なアイデアや方法は、各界で高い評価を受けている。雑誌・新聞などでの発表のほか、テレビの科学番組にも企画協力している。また、全国各地での実験教室やサイエンスショーも手がけている。2002年に吉川英治文化賞受賞。同年NPO法人として認可される。

《リセマム》

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