禁煙した母親6割、喫煙再開も「子どもの前で吸わない」57.9%

 喫煙経験がある母親のうち、6割が妊娠・出産をきっかけに禁煙したことがあることが2018年8月15日、カラダノートの調査結果からわかった。産後に喫煙を再開した母親のうち、「子どもの前で吸わない」という人は57.9%にのぼった。

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産後たばこを吸い始めた時期
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  • 妊娠・出産を機に禁煙したが、喫煙再開した理由
 喫煙経験がある母親のうち、6割が妊娠・出産をきっかけに禁煙したことがあることが2018年8月15日、カラダノートの調査結果からわかった。産後に喫煙を再開した母親のうち、「子どもの前で吸わない」という人は57.9%にのぼった。

 「ママとタバコの育児に関する意識調査」は、カラダノートが運営するWebサイト「カラダノートママ部」のユーザーを対象に2018年7月29日から8月5日に実施した。有効回答数は2,230人。

 「喫煙経験がある」と回答した母親は802人。このうち、妊娠・出産をきっかけに禁煙したことがある人は60.2%にあたる483人。育てている子どもの年齢層では、1歳未満が86.5%と大多数を占めた。

 妊娠・出産を機に禁煙したものの、産後に喫煙を再開した母親は、喫煙経験のある母親の15.1%にあたる121人。再開した時期は、「産後3か月以内」54.5%、「産後1年未満」78.5%であった。

 喫煙再開の理由は、「(育児や夫、周囲の人に対しての)イライラやストレス」が35.5%ともっとも多く、ついで「周りが吸っていたから」「母乳を卒業したから」8.3%だった。

 産後に喫煙を再開した母親のうち、「子どもの前で吸わない、子どものいる部屋で吸わない」を徹底しているという人は57.9%と、半数以上を占めた。また、「授乳間隔が空いたときなどに吸うようにしている」(5.8%)や「誤飲を防ぐために保管場所に気を配る」(3.3%)など、子どもへの影響を考えた回答もあった。
《奥山直美》

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