「文具」で自治会活動を活性化、楽しく働くススメ

 文具・家具・雑貨のニュース情報サイト「inspi(インスピ)」の「防災訓練生.S」が紹介する、自治会活動のススメ。自治会活動のワークショップネタとして、文具を活用した交流術を紹介する。

生活・健康 保護者
(左から)ハトメパンチ、カラーゴム6mm、リボン3mm、ハトメ、ハサミ、接着剤  (手前)完成したオリジナル野帳
  • (左から)ハトメパンチ、カラーゴム6mm、リボン3mm、ハトメ、ハサミ、接着剤  (手前)完成したオリジナル野帳
  • イベント前に15分のレクチャーで運営できます。
  • 自治会のお祭りイベントの様子
  • 自治会のお祭りイベントの様子
  • 運営も楽しく会話も弾みます。
 いま国内では働き方改革が急激に求められています。主な文脈としては、残業削減や時短などの労働時間の削減だったり、時差出勤やリモートワークなど通勤時間の削減から、働き方の多様性に関すること、更には、生活や人生を豊かにしていくといったことだと思います。

 もちろん、このような社会の流れは歓迎されるべきものだと思っていますが、そのような働き方改革の後に、どんなことが起こるでしょうか。

 例えば、定年後のサラリーマンの姿として、行く場所がない、居場所がない、生きがいがない、などの悲哀が描かれることが多いと思いますが、もしかすると、早く帰宅したり、休日がたっぷりとできたとき、どうやって過ごしてよいか迷われるお父さんがいらっしゃるかもしれません。そうならないようにするには居住地域での交流がカギになると思います。

 僕がおススメするのは、自治会の活動に参加することです。自治会活動なんて面倒で嫌だな、と思うと思います。実際、僕も同じような考えでした。まぁ少し目立つ言動をしたために目をつけられて(笑)引き込まれたのがきっかけです。確かにいろいろな責務が発生したりするのですが、いま属している自治会がアットホームな雰囲気ということもあって、できる範囲で気軽に参加すればよいと思ってやっています。実際にどんないいことがあったかというと…。

多趣味な人、活動的な人と仲良くなることで新しい体験が増えた


 自治会の懇親会で、アウトドア好きの方と話が盛り上がったことがありました。千葉の新しい名産といわれる貝があるというのも初めてしったのですが、その「ホンビノス貝」を採りに行くことになりました。また、ゴルフに行ったり、バーベキューをするといったイベントもありますが、ご近所に飲み友達ができると、それだけでも地元への愛着が深まると感じています。

顔をみて挨拶する人が増える安心


 ご近所の方のお名前を憶えて、顔を見て挨拶を交わす人が増えることは、何よりの喜びと安心を与えてくれます。うちはマンションなのですが、管理人さんとも顔なじみになることで、いろいろ融通を聞いてくれるというメリットもあります。

イベントに参加することから始めてみる


 実際に自治会に参加する入り口としては、イベントから入るのがハードルが低いと思います。自治会の目的の一つは、地域住民の交流にありますので、いろんなイベントを開催していますが、困るのは企画です。役員の高齢化や、マンネリ化などで常に企画に困っているのです。

そこで、ネタに困っていたら、文具を使ったワークショップを提案してみましょう。測量野帳を使ったワークショップは、20分くらいで完成でき、ハトメパンチなど、普段使わない専用道具を使うことから満足感も高いのでおススメです。

用意するもの


道具: ●ハトメパンチ(ハトメも) ●ハサミ
素材: ●測量野帳 ●ゴムバンド(6mm) ●栞にするリボン(3mm) ●装飾アイテム(マスキングテープ・ステッカーなど100均で揃えられるものでOK)
その他: ●接着剤(しおりを止めるため)

(左から)ハトメパンチ、カラーゴム6mm、リボン3mm、ハトメ、ハサミ、接着剤 /(手前)完成したオリジナル野帳

 道具や部材はそんなに多く必要はありませんし、ステッカーやマステで手軽にデコレーションできるので特別な技量も必要ありません。お子さんたちにも、お母さんたちにも喜んでもらえるワークショップが簡単に行えますので、ぜひお試しください。

文具で自治会活動のススメ ~楽しく働くを探して~

《防災訓練生.S》

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