AO・自己推薦入試で入学した学生は、所属学部・学科の満足度や学生生活の充実度、授業など正課教育全体の満足度がいずれも高い傾向にあることが、日本私立大学連盟が2018年9月25日に発表した「私立大学学生生活白書2018」より明らかになった。 第15回学生生活実態調査は、加盟121大学1万2,369人の学生から有効回答を得た。調査実施期間は2017年9月上旬から10月下旬。私立大学学生生活白書2018は、学生生活の実態に関する分析結果を、今回調査を含む3回分(7年間)の時系列比較を中心に取りまとめている。 所属する学部・学科に入学してよかったと回答した割合を入試方法別にみると、「AO・自己推薦入試」が69.2%ともっとも高く、「推薦入試」68.3、「一般入試(センター併用含む)」67.5%、「センター試験のみ」60.0%が続いた。なお、「その他」は帰国子女入試や社会人入試、編入学・転入学、留学生、その他とさまざまな方法が含まれているため、分析からは除外している。 学生生活が「充実している」と回答した割合は、「AO・自己推薦入試」が32.6%ともっとも高く、「推薦入試」31.3%、「一般入試」30.6%、「センター試験のみ」27.4%が続いた。 授業など正課教育全体について、「大変満足」と回答した割合は、「AO・自己推薦入試」が9.7%ともっとも高く、「推薦入試」8.0%、「一般入試」5.9%、「センター試験のみ」5.3%が続いた。 「AO・自己推薦入試」で入学した学生は、大学進学の目的において「やりたい仕事あるいは勤めたい会社があり、そのための専門的な知識・技能を身に付けたいと思ったから」、所属大学の選択理由において「専門の研究・教育の内容が充実していると思ったから」が高いことが特徴。ほかの入試方法に比べて将来を見据えたうえで大学で学べる研究・教育内容を重視する傾向がみられた。
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