国際高専1年生「Skype-a-Thon」に参加、マイクロソフト副社長と対話授業

 米マイクロソフトが主催するグローバル教育イベント「Skype-a-Thon」に、石川県にキャンパスを置く国際高等専門学校(国際高専)の1年生が参加した。

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Skype-a-Thonのようす
  • Skype-a-Thonのようす
  • 学生に話をする日本マイクロソフト原田英典氏
  • 和やかな空気の中行われたSkype-a-Thon
 米マイクロソフトは2018年11月14日、グローバル教育イベント「Skype-a-Thon」を開催した。日本では、日本マイクロソフト・代表取締役社長の平野拓也氏と札幌市立新川中学校、米マイクロソフト・副社長のアンソニー・サルシト氏と石川県に拠点を置く国際高等専門学校をそれぞれ「Skype(スカイプ)」で繋ぐ2つの取り組みを実施。

 「Skype-a-Thon」は遠隔教育や異文化交流をテーマに、米マイクロソフトが2015年より行っているイベント。2018年は11月14から15日の48時間にわたり、全世界102か国の子どもたちがオンラインで繋がった。

 国際高等専門学校(国際高専)からは1年生全員が参加。米国シアトルのマイクロソフト本社と通話し、副社長のアンソニー・サルシト氏と対話授業を行った。

 アンソニー・サルシト氏との対話授業は約30分間。前半は、1年生全員が順番に白山麓キャンパスや近隣地域の紹介、個人で行っているプロジェクトや課外活動など、学校での取組みを英語でプレゼンテーションした。

 後半には質問タイムが設けられ、学生たちがサルシト副社長に対し「最近注目しているテクノロジーはなんですか?」「社会人になっても趣味の時間を持つにはどうすれば良いですか?」「会社の社長になるために必要はものはなんですか?」などの質問を投げかけた。また、対話授業のあとには、日本マイクロソフト・パブリックセクター総括本部文教本部ティーチャーエンゲージメントマネージャーの原田英典氏から講評も含めた激励の言葉が寄せられた。

 2018年の「Skype-a-Thon」は、マイクロソフトが実施している「FREE WE School Program」の一環として実施された。プロジェクトで消費された通信距離に応じて世界中の支援を必要としている子どもたちに教育リソースを寄付する取組みだ。最終結果は23,629,665バーチャル・マイルになったという。

 「Skype-a-Thon」参加のほか、国際高専の取組みについてはWebサイトにて公開されている。
《鶴田雅美》

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