【センター試験2019】公民「倫理」の正解を訂正

 大学入試センターは2019年1月25日、大学入試センター試験1日目(1月19日)に実施した公民「倫理」の正解の訂正について発表した。第1問・問6の正解は「2」と発表したが、「1」も正解とする。

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公民「倫理」第1問・問6
  • 公民「倫理」第1問・問6
  • 公民「倫理」の正解と配点
 大学入試センターは2019年1月25日、大学入試センター試験1日目(1月19日)に実施した公民「倫理」の正解の訂正について発表した。第1問・問6の正解は「2」と発表したが、「1」も正解とする。

 1月19日に実施した大学入試センター試験(本試験)の公民「倫理」44ページ第1問・問6は、近代以降の日本における家族や結婚のあり方についての記述として適当でないものを4つのうちから1つ選ぶ設問。正解は、「2.高度経済成長期以降の日本では、核家族が主要な家族形態として定着し、全世帯に占める核家族の割合は増加の一途をたどってきた」とした。

 しかし、選択肢「1.高度経済成長期以前の日本では、親子だけでなく、祖父母や親族が一緒に暮らす大家族(拡大家族)が一般的な家族形態であった」も適当でない選択肢となり得るため、正解とした。家族形態の構成比でみた場合、高度経済成長期以前でも核家族の割合がもっとも高いことから、核家族の方がより一般的であるという観点からみれば、適当でないという。

 公民「倫理」第1問・問6については、「1」または「2」を正解とする。配点は3点。

 大学入試センターは今後、20点以上の平均点差が生じた場合に実施される「得点調整」の有無を1月25日、平均点の最終発表を2月7日に予定している。
《工藤めぐみ》

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