都内児童館で展開中の運動遊びプログラムに新ゲーム追加、全50種

 児童健全育成推進財団とナイキジャパングループは2019年2月14日、共同で開発・実施している子ども向けの運動遊び「JUMP-JAM(ジャンジャン)プログラム」に新たに20種類のゲームを追加したと発表した。2月より、50種類のゲームが東京都内35か所の児童館で実施されている。

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新しく開発されたゲーム「奪取ダッシュ」
  • 新しく開発されたゲーム「奪取ダッシュ」
  • 新しく開発されたゲーム「セレクトベース」
 児童健全育成推進財団とナイキジャパングループは2019年2月14日、共同で開発・実施している子ども向けの運動遊び「JUMP-JAM(ジャンジャン)プログラム」に新たに20種類のゲームを追加したと発表した。2月より、50種類のゲームが東京都内35か所の児童館で実施されている。

 「JUMP-JAMプログラム」は、児童健全育成推進財団とナイキジャパングループが共同開発した運動遊びプログラム。千葉工業大学創造工学部体育教室の引原有輝教授が監修している。2017年12月に東京都内10か所の児童館で始まり、2018年6月には25か所、12月からは35か所の児童館で展開している。

 1日に少なくとも60分、身体を使った運動・スポーツ・遊びを行うという世界的な目標値をクリアしている子どもが、日本には少ないという。「JUMP-JAMプログラム」は、スポーツをより楽しむために求められる体力、俊敏性、筋力、協調運動能力を養えるほか、子どもたちに必要な社会的、感情的スキルも養うことができる

 ゲームには、それぞれの最適年齢(低学年・中学年・高学年)と、「スタミナ(持久力)」「チームワーク」といったキーワードが設定されており、参加する子どもたちに合わせて遊ぶゲームを決めることができる。

 新たに開発されたのは、「キューブパス」「奪取ダッシュ」「王様しっぽとり」など20種類のゲーム。監修を務めた千葉工業大学創造工学部体育教室の引原有輝教授は、「JUMP-JAMの運動遊びや仕掛けは、運動が得意な子も、そうでない子も、みんなで一緒に楽しめるように工夫されています。遊びの場に集まった子どもたちがJUMP-JAMの遊び方やルールを自由にアレンジして、もっと楽しい遊びに作り変えてほしいと思っています」とコメントしている。

 JUMP-JAMオフィシャルWebサイトでは、ゲーム内容の詳細や児童館ごとのJUMP-JAM実施スケジュールのほか、家庭でもできるJUMP-JAMゲームを紹介している。
《外岡紘代》

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