【大学受験】英語の外部検定、51%が「一般入試に利用」

 旺文社教育情報センターは2019年3月25日、高校生の大学入試における英語外部検定の利用動向に関する調査結果を発表した。一般入試では51%が利用予定で、前年(2018年)に比べ10ポイント増加していることが明らかになった。

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大学入試に英語の外検を利用するか
  • 大学入試に英語の外検を利用するか
  • 大学入試で利用しようとしている外検
 旺文社教育情報センターは2019年3月25日、高校生の大学入試における英語外部検定の利用動向に関する調査結果を発表した。一般入試では51%が利用予定で、前年(2018年)に比べ10ポイント増加していることが明らかになった。

 旺文社が運営する大学受験生向けサイト「パスナビ」は、「英語の外部検定、受検したことある?」と題して、高校生の大学入試における外検の利用動向について調査し、697人(男子35%、女子65%)の回答を得た。調査期間は2019年1月21日~2月28日。

 大学入試に英語の外検(英語外部検定)を利用する受験生の割合は、一般入試で51%(前年比10ポイント増)、推薦・AO入試で12%(同1ポイント増)。一方、「利用しない」割合は37%で前年と比べて11ポイント減少した。

 入試で利用しようとしている外検は、「英検」が70.2%ともっとも多く、「GTEC」10.2%、「TEAP」8.5%、「TOEIC」5.2%などが続いた。英検に回答が集中した要因について、旺文社は「英検の認知度の高さ」「英検の大学入試で利用できる割合の高さ」の2つをあげている。

 「speaking(話す)」と「writing(書く)」の勉強方法は、「個人で学習参考書を購入」が34.5%ともっとも多く、「学校の授業以外特別な勉強はしない」14.8%、「学校で配られる学習参考書」11.5%が続き、上位3つの回答は従来の英語の勉強法と大きく変わりない結果となった。
《工藤めぐみ》

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