東工大附属科学技術高校など5校が最高評価、SSH中間評価

 文部科学省は平成31年(2019年)3月27日、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)について、平成28年度(2016年度)指定校の中間評価を発表した。東京工業大学附属科学技術高等学校や滋賀県立膳所高等学校など5校が最高評価を得た。

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 文部科学省は平成31年(2019年)3月27日、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)について、平成28年度(2016年度)指定校の中間評価を発表した。東京工業大学附属科学技術高等学校や滋賀県立膳所高等学校など5校が最高評価を得た。

 文部科学省は、将来の国際的な科学技術系人材の育成を図るため、科学技術・理科、数学教育に関する研究開発を行う高校を「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定している。指定校では、理科、数学に重点を置いたカリキュラムの開発や大学などとの連携による先進的な理数系教育が行われている。

 SSHの中間評価は、指定から3年目の学校について、SSH企画評価会議協力者(外部の有識者)による研究開発の進捗状況などの評価を行うもの。各学校が研究開発などの内容を見直す機会とし、事業の効果的な実施を図ることを目的としている。

 平成28年度(2016年度)に指定した24校の中間評価は、「優れた取組状況」として東京工業大学附属科学技術高等学校、石川県立小松高等学校、愛知県立刈谷高等学校、滋賀県立膳所高等学校、福岡県立香住丘高等学校の5校が最高評価を得た。

 東京工業大学附属科学技術高等学校は、「数理応用」をはじめ優れた副読本を数多く作成し、デジタル教材としても発信していることや、工業科と普通科の連携による研究として、STEM教育の新しい可能性を拓こうとしている点などが高く評価された。

 「これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成が可能と判断される」と評価されたのは、長野県屋代高等学校・附属中学校、名古屋大学教育学部附属中・高等学校、名城大学附属高等学校など5校。一方、最低評価を得た高校はなかった。

◆スーパーサイエンスハイスクール平成28年度(2016年度)指定校の中間評価結果
【優れた取組状況であり、研究開発のねらいの達成が見込まれ、さらなる発展が期待される(5校)】
・東京工業大学附属科学技術高等学校
・石川県立小松高等学校
・愛知県立刈谷高等学校
・滋賀県立膳所高等学校
・福岡県立香住丘高等学校

【これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成が可能と判断される(5校)】
・さいたま市立大宮北高等学校
・長野県屋代高等学校・附属中学校
・名古屋大学教育学部附属中・高等学校
・学校法人名城大学 名城大学附属高等学校
・三重県立松阪高等学校

【これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成がおおむね可能と判断されるものの、あわせて取組改善の努力も求められる(7校)】
・青森県立弘前南高等学校
・千葉県立木更津高等学校
・千葉県立長生高等学校
・石川県立金沢泉丘高等学校
・長野県飯山高等学校
・学校法人ノートルダム清心学園 清心中学校清心女子高等学校
・大分県立日田高等学校

【研究開発のねらいを達成するには、助言等を考慮し、一層努力することが必要と判断される(6校)】
・福島県立会津学鳳高等学校・附属中学校
・群馬県立高崎高等学校
・千葉県立柏高等学校
・神奈川県立横須賀高等学校
・奈良県立青翔高等学校
・熊本県立熊本北高等学校

【このままでは研究開発のねらいを達成することは難しいと思われるので、助言等に留意し、当初計画の変更等の対応が必要と判断される(1校)】
・茨城県立水戸第二高等学校

【現在までの進捗状況等に鑑み、今後の努力を待っても研究開発のねらいの達成は困難であり、スーパーサイエンスハイスクールの趣旨および事業目的に反し、または沿わないと思われるので、経費の大幅な減額または指定の解除が適当と判断される(0校)】
《外岡紘代》

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