保護者が思う部活・習い事の利点…2位は達成感、1位は?

 保護者が感じる「部活、習い事」のメリットTOP3は、1位「体力をつける」、2位「達成感を感じられる」、3位「チームワークを学べる」であることが、明光ネットワークジャパンが2019年8月30日に発表した調査結果より明らかとなった。

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保護者が思う「部活、習い事」のメリット
  • 保護者が思う「部活、習い事」のメリット
  • 保護者が思う「部活、習い事」のデメリット
  • 子どもに「部活、習い事」と「勉強」とでは、どちらに比重を置いてほしいか
  • 子どもの「部活、習い事」に関連した出費に対して経済的な負担を感じるか
  • 子どもの「部活、習い事」をサポートする中で1番大変なのは何か
  • 子どもの「部活、習い事」での友人が子どもにどのような影響を与えると感じているか
 保護者が感じる「部活、習い事」のメリットTOP3は、1位「体力をつける」、2位「達成感を感じられる」、3位「チームワークを学べる」であることが、明光ネットワークジャパンが2019年8月30日に発表した調査結果より明らかとなった。

 「小中学生の部活、習い事に関する実態調査」(明光義塾調べ)は、小学4年生から中学3年生の部活や習い事をしている子どもを持つ保護者の男女700名を対象に実施したもの。調査期間は2019年8月23日から26日。

 自身が思う部活、習い事のメリット・デメリットを聞いたところ、メリットで多かった回答は「体力をつける」52.7%、「達成感を感じられる」44.1%、「チームワークを学べる」43.9%など。一方、デメリットで多かった回答は「家族で過ごす時間が減る」32.3%、「成績に影響してしまう」24.7%、「怪我をするリスクがある」24.1%などで、「特にない」と回答した保護者も36.7%いた。

 子どもに「部活、習い事」と「勉強」とでは、どちらに比重を置いてほしいか聞いたところ、「同じくらい」46.0%が最多。「勉強」「どちらかというと勉強」と回答したのは42.4%、「部活、習い事」「どちらかというと部活、習い事」と回答したのは11.6%で、「勉強」に比重を置いてほしいと思っている親のほうが多いことがわかった。

 子どもの部活、習い事に関連した出費に対して経済的な負担を感じるか聞いたところ、「負担を感じる」「どちらかというと負担を感じる」と回答した保護者は52.9%と過半数を占めた。また、子どもの部活、習い事をサポートする中で1番大変なことについては、「日々の送迎」30.0%、「遠征などへの送迎・同行」17.5%、「お弁当の準備」15.5%が順に続いた。

 子どもの部活、習い事での友人が子どもにどのような影響を与えると感じているかという問いには、64.8%が「良い影響を与えている」「どちらかというと良い影響を与えている」と回答。その理由としては、「クラスの他に居場所やコミュニティがあるのは本人にとっていい気分転換になると思います」「同じ目標に向かって進む大切さを学んだり、好きな事が同じの仲間ができたりと勉強だけではない事を経験出来ていると思います」などがあがった。
《桑田あや》

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