科学地理五輪参加者募集11/15まで、国際地理五輪代表選出

 国際地理オリンピック日本委員会は、「第14回科学地理オリンピック日本選手権」の参加者を募集している。2019年12月14日に実施される第1次選抜から2020年3月の第3次選抜にかけて、国際地理オリンピックに参加する日本代表候補として4名を選出する。応募は11月15日まで。

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 国際地理オリンピック日本委員会は、「第14回科学地理オリンピック日本選手権」の参加者を募集している。2019年12月14日に実施される第1次選抜から2020年3月の第3次選抜にかけて、国際地理オリンピックに参加する日本代表候補として4名を選出する。応募は11月15日まで。

 「科学地理オリンピック日本選手権」は「地理力」を競うコンテスト。参加資格は2019年4月以降、大学およびそれに相当する教育機関で教育を受けていない19歳未満の者。ただし、世界大会の出場選手(4名)は、2020年6月末の時点で16歳から19歳の者から選出される。試験は「記述式テスト」「マルチメディアテスト」「フィールドワークテスト」の3種目で行われる。問題の約2割は英語による出題で、辞書の持ち込みは紙媒体のみ可能とされている。

 第1次選抜は、2019年12月14日に全国約34か所の会場(特例会場は除く)で実施。地図、写真、グラフなどを使った問題に答える客観式テスト(マルチメディアテスト)で、解答は4つの選択肢から選ぶ。解答時間は60分。

 第1次選抜の上位約100名が2020年2月16日に東京、大阪など(前回大会は全国9か所で実施)で予定されている2次試験(記述式テスト)に進む。成績優秀者を表彰し、金、銀、銅メダルを授与する。解答時間は120分。

 2次試験の成績上位者は関東地方で2020年3月14日・15日に実施予定の第3次選抜のフィールドワークテストに進出。成績などを総合的に評価して、2020年8月上旬にトルコのイスタンブールで開催予定の「第17回国際地理オリンピック」に出場する日本代表4名を決定するという。

 なお、科学地理オリンピックの日本代表者、日本国内で行われる代表者選考などで一定の成績を収めた成績優秀者は、筑波大学・東北大学・駒澤大学で、特別入試の対象となる。

◆第14回科学地理オリンピック日本選手権【第1次選抜】
日時:2019年12月14日(土)15:30~16:30※15:00集合
会場:全国約34か所(札幌、函館、秋田、盛岡、山形、仙台、会津若松、土浦、前橋、東京、新潟、上越、高岡、金沢、福井、静岡、豊橋、名古屋、京都、福知山、大阪、加古川、浜田、岡山、福山、広島、高知、福岡、久留米、長崎、大分、宮崎、鹿児島、那覇)
内容:マルチメディアテスト
対象:2019年4月以降、大学およびそれに相当する教育機関で教育を受けていない19歳未満の者
※世界大会の出場選手は、2020年6月末の時点で16歳から19歳の者から選出される
参加費:無料
応募方法:Webサイトまたは郵送
応募締切:
【Webエントリー】2019年11月15日(金)23:59
【郵送】2019年11月15日(金)必着

◆第14回科学地理オリンピック日本選手権【第2次選抜】
試験日:2020年2月16日(日)
会場:東京・大阪ほか(予定)
内容:記述式テスト
対象:第1次選抜成績上位者(約100名)

◆第14回科学地理オリンピック日本選手権【第3次選抜】
試験日:2020年3月14日(土)・15日(日)
会場:関東地方(予定)
内容:フィールドワークテスト
対象:第2次選抜の総合点の上位者
《鈴木あさり》

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